初の前半型レースの行方は・・・(札幌マラソン完走記) | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 今回の札幌マラソン、出場して良かったと思ったことが2つある。


 いずれもR子さん絡みなのだが、一つはクリールの11月号を見せてもらえたこと。先日のエントリーで11月号は買わないと宣言した後、R子さんから私の姿も意外なところに写っていたという書き込みがあり、心は動いていた。ここで買ってしまったら大嘘つきになるし、かといって見てみたいし・・・。


 朝、会場に到着すると、R子さんは11月号を持ってきてくれていた。おかげでその写真を見れた。なるほど、中野ジェームズ修一さんが実技をやっている向こうに客席が見える。その2列目に写っている黄色いTシャツは間違いなく私だ。ちなみに私の前にはぽん太さんが写っている。とにかく、見ることができただけでも良しとしよう。


ランナーズ ゴール写真  で、もう一つは貴重な情報。ランナーズ9月号に掲載されたサロマのゴール写真。本人には送ってくれるということだったのでハガキを送り、楽しみにしていた。9月初旬に発送予定といいながら未だに届かない。だけどランナーズにはお世話になっているからあまり文句も言いたくないし・・・と言いながらオクトーバーランの初日に文句を言ったばかりだし・・・。他の掲載者からも「写真が届いた」という声が聞こえてこないので、じっと我慢していた。


 R子さんによると、彼女のところにも届いておらず、数日前に編集部にメールを送ったそうだ。そうしたところ、すぐにメールで送られてきたとか。ということは、私もメールを送ればすぐに送られるのか?帰宅後はバタバタしてなかなかすぐにメールできなかったが、昨夜ようやく編集部にメールを送った。そうしたところ、今日の午前中にメールで送られてきた。R子さん、本当にすぐに送られてきたよ。そして本当に大きいサイズでびっくりしちゃった。2.2MBだもん。


 でもこの写真。ランナーズに載ったときから、ゴール写真の表情としてはこれまでで最高のものだと自分では思っていた。それだけに素直に嬉しい。Ogamanファミリーのランニング記録 のトップページ、こっちの写真にしようかな。


 さて、それでは完走記の続きにまいります。三越前を折り返してから、セカンドステージと言うべき部分に入ります。


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 折り返してからも、私は歩道側を走った。そして観衆の方ばかりを見て、あえて反対車線を見ないようにした。函館のときのようにすぐ後ろにライバル達がいることがわかってしまうと、前半から突っ込んできている分、私の中に焦りの気持ちが生まれることが明白だからである。そう、まだ中間点にも達していないというのに、すでに余力を感じられない走りとなっている。


 私はこれまで同様、沿道からの声援に応えながら走っていた。しかし・・・「ありがとうございます」という声を発する機会がやけに少ない。沿道からなかなか声援がかからないのだ。それもそのはず、北海道マラソンと比べると、非常に観衆が少ない。折り返してからは特に。しかも道幅が広すぎるため、観衆とランナーの距離が非常に遠く感じる。先週の函館とは大違いだ。どちらのコースが楽しく走れるかと聞かれたら、私は迷わず函館を推す。しかもこのコース、この先は・・・。


 9km地点の通過タイムは、41分43秒。この間の1kmは4分47秒かかっている。これまでよりも10秒遅い。早くもばててきたのか?いや、そうじゃない。折り返してからは微妙な下りから上りに変わっている。その影響に違いない。私は自分に言い聞かせて、ペースの維持に務める。前半の下り区間で4分半を切れなかったということは35分台を目指すにはちょっとつらいだろう。しかし後半でも4分40秒台を維持していければ、1時間40分を大きく切ることはできるはずだ。計算はできないけど。


 駅前通のこの区間、結局ほとんどの仲間とエール交換をせずに終わってしまった。たまたまトン子さんとはうまくお互いに見つけることができたが、他には誰とも会わなかった。


 中島公園前を左折して、今度はそのまま南大橋を渡る。その手前では往路でも声援をしてくれた女性が同じ場所で声援を送ってくれる。ありがたく応えながら南大橋を渡っていった。


 渡りきってからは豊平川の河川敷におりていく。ここまではいかにもシティマラソンといったコース。ここから先は180万都市も30万都市もたいして変わらないコース(笑)。さて、ここまでのモチベーションを保っていけるのか・・・。


 10km地点を通過。46分26秒。ここまでの1kmは4分43秒とわずかながらあがっている。うん、まだ大丈夫。本当は45分台で通過したいと思っていたのだが、10kmのベストが43分台、セカンドベストが45分台の私にとって、これでもギリギリの通過タイムと言えよう。ただ、大半が下りだったことを考えると、自己ベストを狙うには限りなく45分に近いタイムが必要と思っていた。


 単調な河川敷コースではあるが、今まで出た豊平川の大会よりは応援が多い。特に橋の下を通るときは、けっこう大勢の人がコースの両側から声援を送ってくれるし、橋の上から見ている人もいる。CHOCOさんは幌平橋の上から応援してくれていたようだ。


 11km地点は51分09秒で通過した。この間の1kmも4分43秒とイーブンペースで通過している。残り10kmを48分かかったとしても1時間39分台でいける。どうにかなりそうだ・・・などと皮算用をして、うまくいったためしがない。そんなことわかっているはずなのに、どうしても考えてしまう。これは逆に苦しさの裏返しなのかもしれない。いつかは苦しくなって苦しみとの闘いになることは覚悟している。しかしそれは真駒内公園に入ってからのはず。そのために事前に公園内を下見しておいたのだ。こんな早い段階から苦しい闘いになるはずがない。いや、なってはいけないのだ。


 しかし・・・・・・・・・。


 昨日、オクトーバーランの初日ということもあり、12km走った。しかし10kmを過ぎてから、右膝に痛みが発生した。それはなんというか、不快な痛みだった。腸脛靱帯炎や膝蓋靱帯炎のような痛みではない。鵞足炎の痛みでもない。出所もはっきりしないまま膝全体に広がっていく鈍い痛みである。激痛ではないので、4km地点から激痛と闘いながら走った士別ハーフよりも楽なはず。でも、なんとも走る気を萎えさせる嫌らしい痛みである。


 そいつがやってきた・・・。


 激痛が走っているわけじゃないので、普通に走れるはずだ。何事もなかったように私はできるだけ同じリズムで走った。しかし、気のせいか少しずつ私を抜いていく人が増えているように思える。いや、疲れてはいるけれどもリズムが変わったわけじゃない。足があがらなくなっているわけでもない。周りがペースをあげているだけだ。


 12km地点は56分02秒。・・・この1km、4分53秒かかっている。まあ仕方がない。このまま4分50秒をキープして走り、膝の状態が回復すればまたペースをあげよう。


 しかし私を抜いていく人は次々と増えてきた。(つづく)


 モチベーション 下がるとともに 痛み出す


 今日の練習内容


 オクトーバーランに参加しているため完全オフにはしたくない。まあ、昨日はほとんど走っておらず、オフみたいなものだから。ということで忠和公園へ行った。雨が降ったりもしていたので、今日は1周142mのランニングデッキ。徐々にペースをあげてキロ5分15秒まであがったのだが、ここでまたまた札幌マラソンのレース中と同じ膝痛発生。キロ7分に落とし、最後の10分だけまたペースアップ。旭川マラソンの目標もいろいろ考えたけど、機会があれば公表しよう。


 今日 11.1km   今月累計 52.8km

 もう7月の月間走行距離とほぼ同じだ。


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