第19回ふらのへそマラソン | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

 Ogamanの記念すべきデビュー戦である。これまでOgamanは、ヘルシーマラソンの親子ペアしか出たことはない。ほとんど練習もせず、ぶっつけ本番で出場していた。しかし今回はペアではなく、自分1人の出場だ。2週間程度とはいえ、練習もした。

 この大会はふらのへそまつりに合わせて開催され、7月29日の固定開催である。今年は平日のため休暇をとって、勇んで出場した。ところが、前日から大雨洪水警報。大会は小雨決行となっているが、どの程度が小雨なんだろうか?前日に大会事務局に問い合わせたところ、台風のような雨にならない限り行われるとのこと。とりあえず、会場まで行ってみるしかなさそうだ。

 当日はJRで富良野入り。朝はどんよりとした雲が広がっていたが、雨は降っていなかった。このまま持ってくれよ、と思ったが、上富良野から雨。しかも土砂降り。たまたま隣に乗り合わせていたジャージ姿の人も出場するようで、同じくジャージ姿の我々に、「大丈夫ですかね」と話しかけてくる。しかし我々も、行ってみなけりゃわからない。

 富良野駅に着いてから事務局に電話を入れる。問い合わせが殺到しているのかなかなかつながらなかったが、8時30分に最終決定をするとのこと。とりあえず、歩いて陸上競技場へ向かう。

 競技場に着くとすぐに、「開催します」のアナウンス。それとともに、雨も次第に小降りになり、スタートの頃にはほとんどやんでしまった。結果的には、時期を考えると、ピーカンの天気よりも走りやすいコンディションとなった。

 スタートは、Ogakunが出る3km、15分後に10km、さらに15分後に5kmの順だ。3kmコースは、競技場を出て富良野川にかかる橋を渡ってすぐに折り返し、再び競技場横を通ってお祭り広場に向かう。だから、自分のスタートまでは間があるので、Ogakunのコーチもできる。

 3kmの部がスタートし、やがて戻ってくる。ゼッケンをチェックしていたら、Ogakunの通過順は学年4位。すでに苦しそうな表情だが、沿道からハッパをかける。どうにかそのまま4位をキープしてゴール。前走のたかすに次いで入賞を果たす。

 さて、Ogamanである。たった2週間のトレーニングでは、たかが知れている。目標は1km6分のペースで、30分。そして何よりも、歩かないこと。

 走り慣れていないので、ペースが全然わからない。あと2kmという看板を発見したが、なんと時計はアナログ時計!走るんだったら、ストップウォッチつきの時計くらい用意しろよ。

 それでも目標の6分ペースはかなり上回っているようだな、と見当をつけながら走る。後半はだいぶ苦しくなってきたが、ゴールはおまつり広場。ゴールが近づくにつれて沿道の観客も増えてくる。あまりみっともないこともできないので、とにかく必死で走る。

 どうにかゴール。目標も、大きく上回ることができた。遅いタイムながらも達成感があり、もうちょっと練習してみようかな、という気持ちになった。


結果

Ogakun 13分23秒(3km) 小学5年男子の部 15人中4位(入賞)

Ogaman 26分58秒(5km) 一般男子の部 54人中50位 自己新