1年の 最後を飾る 大沼路~2017北海道大沼グレートラン・ウォーク完走記2 | 神社仏閣旅歩き そして時には食べ歩き

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還暦を過ぎて体にトラブルが出始めて、ランニングを楽しめなくなりました。近ごろはウォーキングに軸足を移して道内の神社仏閣を巡り、御朱印を拝受したり霊場巡礼を楽しんでいます。いつかは四国八十八ヶ所巡礼や熊野詣をすることが夢です。by おがまん@小笠原章仁

(2)食べる、食べる、また食べる

 しばらくして店に呼ばれました。私は席についてメニューとにらめっこします。豊富なメニューがありますが、私にはたらこラーメンとたらこ天丼しか目に入りません。どちらにするか迷いましたが……結局小ライス1杯無料に惹かれてたらこラーメンにしました。

メニュー

 やがてラーメンが運ばれてきました。

たらこラーメン

 そしてこのメニューに書かれている通り、まずたらこ1切れでご飯を食べます。次にスープを飲み、ラーメンを食べます。たらこのほかにホタテやえびも入っており、美味しい塩ラーメンです。面を食べ終えた後は残りのご飯を入れてたらこ雑炊にします。ボリュームもたっぷりで、まずまず美味しいラーメンでした。

 昼食を終えると道の駅に向かいます。ここでご当地入場券を買った後、間歇泉公園に入ります。間歇泉については知識としては知っていますが、実際に見るのは初めてです。わたしは噴き出してくるのをしばらく待ちました。

 やがて噴出口から湯気が出始めて、その量は徐々に多くなっていきます。そろそろ来るぞと思っていたら、高々と噴き出しました。

間歇泉

 大地の神秘を堪能した後、この日の最終目的地である大沼公園を目指しました。

 ところがこのあたりになると空には黒い雲が広がり、雨が落ち始めました。予報では夜に崩れるとのことでしたが、ちょっと早く崩れてしまったようです。予定していた大沼観光はできないかもしれませんが、大会当日に晴れてさえくれれば……と思いながら大沼公園に向かいました。

 大沼公園駅に到着する頃には雨はいったん上がっていました。そこで大沼公園駅でご当地入場券を買い、駅前の沼の家で大沼だんごを買いました。

沼の家

大沼だんご

 沼の家は1905年(明治38年)創業の老舗です。折を開けて驚いたのは、ひとつひとつが頭に思い浮かべていただんごよりもかなり小さいのです。

 しょうゆと胡麻のものを買ったのですが、この折で大沼と小沼を表現し、そこに浮かぶだんごは湖面の浮島に見立てているそうです。だから串だんごではないのですね。

だんご中身

 ほかにもだんご屋さんがあったのでそちらも購入して食べ比べてみましたが、私はこちらの大沼だんごの方が断然好きです。ちなみにこの大沼だんごは本日中に食べてくださいと言われるのですが、半分残して翌日のスタート前の補給食としていただきました。

 だんごを買った後、また雨が降り出しました。そこで私はまずこの日の宿泊地である民宿ゆっくり大沼に向かいました。

民宿

 チェックインのとき、大会終了まで車を置いておいていいかと聞くと快く了解してくれました。これで当日の行動が凄く楽になりました。

 部屋に案内され、大沼だんごを食べながら外を眺めています。やがて雨は上がり青空も見え始めました。そこで私は会場の下見も兼ねて大沼公園に向かうことにしました。

 大会のメイン会場となる公園広場までは500メートルくらいの距離でした。すでに翌日の準備もされています。

会場準備

 西日を浴びる駒ケ岳を望みながら、公園内を散策しました。

 まずは大島の路を。

大沼1

 それから島巡りの路を。

大沼2

 それぞれゆっくりと回るとあっという間に暗くなってきました。これで観光を終えて宿に戻りました。

 夕食までのんびり過ごしたのですが、昼のたらこラーメンはボリュームがあったし、大沼だんごともうひとつのだんごも食べていたし、あまりおなかがすきません。それでもボリュームある夕食をしっかりと完食しました。

夕食

 風呂に入り翌日のウェア類の準備をしてこの日の予定はすべて終了です。外はまた雨が降ったりやんだりしているようですが、明日は晴れることを信じて眠りにつきました。(つづく)


(1)2017ラストラン


(3)湖畔の林間コース


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