昨日の動物園では、
子供が20人以上の大きな集団が
何組かおられました。

おもちゃ箱は、
定員10名の小さな集団。

それぞれ、
メリット、デメリットが
あるなあと感じました。

大きな集団が
みんなでサルのパフォーマンスに
手拍子で歓声。
こういうダイナミックな
共感は、小集団では難しい。

先生の目が届かないので、
子供同士が助け合って、
ミッションを遂行している。

うちのような小集団は、
子供との距離が近いので、
支援員が一緒に感動したり、
しっかり気持ちが受け止められる。

周りにSOSを出しづらい子の
気持ちをキャッチして、
要求を表現できるように
サポートできる。
(わからなくてもそのままにならない)

どちらも大事だなあと
どちらも金揃えることはできません。

まず、小集団で、
感情の表現、
ルールの体得、
コミュニケーション力を
身につけて大集団へが
理想かなあと思います。

私は、英語が話せません。
いきなり、
「明日から、ここで仕事して」
とアメリカ人ばかりの現場に
行かされたら、
なにがなんだかわからない
毎日になりますが、
まずは、
アメリカ人3人と
日本人2人くらいの会社からなら
なんとかなりそう。

子供たちの小集団→大集団も
そんな感じじゃないかなと
思ったりしました。

大集団の中で、
おどおどの過ごす子を見かけて、
小集団療育の意味を
感じたりもしました。

私たちは、
小集団だからこそできる療育を
目指していきたいと思います。


スタッフ 柳川