以前から母が便秘がひどいと言っていたのですが、3か月ほど前から急激にやせて1か月前から外出できないほど調子が悪くなったので、1週間前に大腸検査を受けて即日入院しました。

 

そして昨日、病状についての説明で家族全員が呼ばれて、本人同席で検査画像を見ながらの説明を受けました。

この数週間の様子から覚悟はしていましたが、やはり大腸がんでした。

末期で肝臓と肺に転移していて、肝臓は画像をみると8割以上ガンが転移しています。

そのため、手術のしようがないので、できる治療は延命の意味合いでの抗がん剤治療しかないということでした。

 

母は以前から自分が重い病気になっても延命はしなくていいとよく言っていましたが、延命を望んだので、その方針でいくことになりました。

 

大腸がんは早期発見なら治療で治るのですが、なんでもっと早くに検査を受けるなりしなかったのかと、色々な感情があります。

母のなんでもずるずる後回しにする性格が災いしたという想いもあります。

そういうすべてにおいてルーズで、その場しのぎの性格が悔やまれます。

今回のことに限らず、すぐに手を打たないといけない場面でもほったらかしにする人です。

 

母は寿命だから仕方ないという感じで言っているし、私の受験の時も仕方ないみたいなことを言っていましたが、そのどれもが「人災」と感じられます。

ちゃんとしてたら確実に防げたことをみすみすパーにしてきたということです。

 

他の方はどうか知りませんが、親への感情は良い悪いが混じった非常に複雑なものです。

色んな意味で母と代われるものなら代わりたい。

何年も死にたいと思っている私がこうなればいいのに…。