最近読んだ本の中で1番おもしろかったので

ご紹介します(*'-'*)ノ

飛鳥井千砂さんの本は初めて読んだのですが、

展開、文章のテンポがよくて

ガンガン先へ読めるし、あまりに読み進めすぎて、

「あーここでもう終わってしまうのか~」って

寂しい気持ちにもなりました。

そういう”もっと読みたかったのにぃ”感を持たせる

作家さんてすごいなぁって思います(*'▽'*)

飛鳥井さんが同年代なせいか、

主人公の感情などに、いちいち共感してしまいました♪


主人公は高校教師の26歳独身男性。

可でも不可でもないルックス、

恋人はいないけど、女友達がいます。

大学時代の話せる友達もいます。

ソツなく人間関係も仕事もこなせるし、

場の空気を読める点も”イマドキ”で、

仕事に対する情熱もあんまりないのも

”イマドキ”な感じです。

深く物事に関わりあうことに

メンドクササを感じつつも、

学校での問題を、心の中で

「めんどくせー」とツッコミながらも

ソツなく向かう姿勢を見せます。

そんな彼の、大きな起承転結はないけど

フツウの日々を、

学校、女友達、友達、近所のナゾの女とその恋人、

などなどとの関係を絡ませながら

綴られてるこの小説、

なんだかフツウなんだけどすごく

面白かったので、飛鳥井さんの

別の作品も読んでみたくなりました(*'-'*)ノ

”教師もしょせんは人間だ”って感じで

主人公のココロの声がリアルで笑えます(*^m^*)