40代から今までのジレンマ:職業について | ONZA★HEAVEN

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「演出家」と「クライアント」が直接予算(金額)やスケジュールで繋がるのはなかなか難しいのはわかってる。だからプロデューサーって肩書きも持ってはいたが報酬では繋がらなかったので今は「演出家」に専念している。


しかし「テクニシャン」や「アーティスト」や「アクター」を囲うのはプロデューサーしかできない。


ジレンマだ。


劇団を作っていた頃は「座長」だったし、戯曲も書いてたし演出もしてたし制作費も捻出してた。


ただ捻出できたのは微々たるものだった。その才能も微々たるモノだったので職業演出家をひたすら頑張っている。


もちろん演出家だっておいそれと成れるものではない。お互いの「欲求」と「能力」が繋がってはじめて「職業」として成り立つ。


「欲求」がなければ何も始まらないが、欲しければ必ず届くわけでもない。ただ難しいからこそやり続けていけるのだ。


もちろん自論である。