コンプレックスを他人に投影して八つ当たりするというのは
みっともないだけではなく、自分の健康状態にも影響します。
比較することでしか幸せを感じられないのはずっと悩みがつきません。
特に何か目標があるわけでもなく、比較して人生が終わっていくだけ。
自分なりの目標がないので、誰かいつも比較対象を探して
劣等感を強めていくので、最終的には鬱になります。
コンプレックスが自分自身に対して悪く働いているわけですね。
これは、自覚をするということから始めるとよいです。
自覚をするといっても、コンプレックスと向き合って
落ち込むのではなく、ただ単に認めること、です。
例えば、自分には華がなく地味なので飾らないといけない
というコンプレックスを持っている人が
もともと何もしなくても華がある人を見て憎らしくなるとします。
そのコンプレックスは、その比較対象の人には何も関係がないのですが
(その人からみたら何も関わりがないのに一方的に嫉妬されてるしか思わない)
投影して悔しがっている本人は、もっと自分もなにか欲しいと
無駄な行動=高額なものをローンで買ってしまい後から大変な目にあう
など自分で自分の首をしめる行動に出てしまうというのが問題です。
もとから華のある人は持ち物は関係なく本人に備わった機能で華があるので
高額なもので飾っても追いつくわけがありません。
コンプレックスを投影している限り、ひとり相撲をとり続けます。
そして、ある時、何も積み重ねていないことに気づき
鬱病になって働けなくなるとか
病気になって外見も自分の思いとは反対の
急激な老け込み方をすることになります。
コンプレックスと向き合って、それを活用して
人生を向上することに役立てるには、ある程度知識や知恵が必要です。
コンプレックスをコントロールするわけですから
体も健康になるし、どんどん人間関係もよくなっていきます。
コンプレックスの扱いをどうするかは
自分自身の気づき次第ですから
それに対応したレメディーを摂ります。