買い物と質問から… | 静岡SaltWaterFishing

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地元の静岡で、シーバス、ヒラスズキ、ヒラメ、青物、アオリイカ、をその時の流行りなんかに流される事無く、自分なりの考え方や攻め方で楽しく狙っています。

まず始めに…


この前の青物の投稿では、青物とヒラスズキでのトップの使い方とか… 青物やヒラスズキやヒラメの探し方とか… 昨日の限定記では、最近のルアーには…的な事や… メーカーに関わる人達の…や… のような事がメッセージより沢山来ています。わざわざメッセージを下さった方々には適当な返信をするつもりもなく、自分が答えられる範囲で質問にはお答えしていますが、1件1件しっかりと返信しているので、申し訳ありませんが少々お待ち下さい。











最近のお買い物…


APIA

AILED'ORE 115F

このルアーはよく釣れるルアーの中の1つでもあり、玄人系アングラーなら必要性がわかるような素晴らしいルアーの中の1つ。わかりやすく言ったら、使い手を選ぶルアーとでも言いましょうか…?使いどころが大事なルアー。


このルアーを作った松尾さんは本物の実力をもった数少ないプロアングラーの中の1人だと感じます。


最近のプロアングラーとされている方って口先ばかりで、このように本物の実力をもった方って本当に少なくなりましたね…






BLAZEYE

REVOROOK99MS


元々あるEVOROOTS120を使っている中で、アクションやレンジ調整の為にリップを削っていたんですが、ボディー形状が良いので試しにリップを全て削ってみたら、これまた良い感じのシンペンとなりました。

それがこれ↓
真横からの写真を見ればめちゃくちゃわかりますが、EVOROOTSもタックルハウスのBKFシリーズのように、頭(目玉)から背中にかけての盛り上がある事により、そこで上手く水を噛む仕様の形状となっているんです。

そこで、ルアー設計をここまで煮詰めて制作しているBLAZEYEが新たに出したシンペンな訳ですから気にならない訳がありませんし、更に水面直下30cmが得意のレンジともありますから、シャロー好きにはたまらないシンペンとなっているって訳で今回購入してみました。





Go-Phish
BKRP115GP 24G
今まで、ヒラスズキやシーバス狙いで様々なトップを使って来ましたが、ハッキリ言ってリップルポッパー以上に釣れたトップはありません。もう説明は不要のルアーですね。これはストックで購入。





最近のお買い物はこんな感じだったんですが、以前より買い物したルアー達を見て…

クリア系のカラーが多いですが、その理由を…

的なメッセージを多数頂いていました。見る方はそんな事まで見てるんだな。と思いましたが、ヒラスズキに関して言えば、クリア系は必ず持っていたいカラーの1つでもありますし…ん…?ヒラスズキに関して…?よくよく考えてみれば…シーバスでも…ヒラメでも…青物でも…クリア系はよく使いますし、よく釣れますね。結局は、自分的には釣り場へ行くならクリア系は必ず必要なカラーって事なんです。特に最近は、1投目はクリア系から入り、ラスト1投もクリア系で終わる事が多いくらいの使用頻度となっています。










更新ついでに、質問の中にワームについての質問も多くあり、その中で形状別での自分的なオススメの物についてや、ワームのリブについての質問がこのところ多くあるので載せておきます。

まず、形状別での自分的なオススメについてなんですが…

ピンテール系では…

マーズのR-32グラマラス
今迄様々な物を使い比べて試してきて、現在も自身が納得するうえで、様々な物を比較しながら使っていますが、ハッキリ言って、シーバスやヒラスズキで使うのなら、R-32とR-32グラマラスの2つのインチ違いがあれば他は全く必要ありません!

この辺りの事も昔の記事にあるかと思いますが、このワームをオススメするのは、釣れる事、は当たり前ですが、他にも様々な事があっての事なんです。

例えば…

横からの流れに強い形状とか…

無駄にテールが動かないとか…

ボディーやテールの太さとか…

色々あります。例の1つめなんかは、基本的にシーバスやヒラスズキは流れを意識した釣りとなります。その流れを意識した釣りの中で流れに負けてたら…って事だし、ピンテールのワームを使うって事は、求める事は柔らかな微波動。2つめと3つめは、この柔らかな微波動が素晴らしいって事なんです。ピンテールにはピンテールの微波動が欲しい訳で、無駄にテールが動いてしまうな必要のない波動は全く要らないんです。無駄に動かないからこそ釣れるのがピンテールなんです。





シャッドテール系では…

マーズのサヨリシャッド

エコギアのパワーシャッド
こちらも、釣るだけ…と考えたら、この2つがあれば他はとりわけ必要と感じた事はありません。

パワーシャッドは昔からある定番ワームというのは皆さんも知っているかと思いますが、実はサヨリシャッドもかなり昔からあるんです。

自分はヒラメ釣りが盛んになる前からヒラメは狙っていましたが、その当時に使っていた中にサヨリシャッドも当然ありました。当時のパッケージが、これ…
まだ何十パックと当時のストックがありますが現在も昔と変わらず一軍で使っていますね。





一般的に言っても、シャッドテール系は、主にヒラメやコチ等のフラットフィッシュや、ハタ等の根魚で使う場合が多いんですが、何故かわかりますか?

探し方の違いだからなんです。

シーバスやヒラスズキに関しては、流れやヨレ等を意識してピンポイントで狙いを絞って狙うのでピンテールでいいんですが、フラットや根魚は、流れもそうなんですがプラスα地形や地質も加わります。その為、シャッド系のテールを振り水を動かして大きな波動を出すタイプを使い、ワームを投げながら探る釣りとなるからなんです。こうなると、ピンテール系よりもシャッド系の方が波動が大きい為魚を探すのに手っ取り早いって訳なんです。勿論、フラットなら狙うところをある程度は絞る事が出来る場所もありますが、こうした場合はシャッド系よりもピンテール系でピンポイントを狙った方が食わせる能力は断然あります。探しながらの釣り…だからシャッド系なんです。

ちなみに、SNSなんかでヒラメを釣るのに毎回軽めのジグヘッドを使い、ピンテール系のワームで釣っている方は、かなり狙いを絞りながら狙って釣っているって訳なんです。ブログやインスタなんかの釣果を漠然と見るのではなくこうしたところを見ていると、それが、たまたまなのか?狙っているのか?使っている物である程度その方の釣りがわかってしまうんです。釣具もそうなんですが、SNSも、今は見る側が見抜ける力をつけていかなくては駄目な時代なんですよね。








いつも言っていますが、ルアーもワームも同じなんですが、良い物は何年経っても変わりなく釣れるものなんです。所詮流行りだけで売れているものなんてのはたいした結果が出ないからこそ、その時だけですぐに廃れるものなんですよ。

今思えば、この当時はまだサーフでヒラメを狙っている人なんてほとんどいませんでしたから、本当に簡単に釣れていましたね。










さてさて、上記の質問にある、形状別でのオススメはこんな感じで、自分的には今回の本題でもある、もう1つの質問でもある、ワームのリブについて…なんですが、これは上記のオススメワームを見て、更に使い方の違いを見て、お気づきになった方は素晴らしいと思います。

まず、リブの利点は…

ワームを曲がりやすく出来る。

ボディーで水を噛みやすく出来る。

水流に変化を出せる。

と、簡単に言うとこんな感じとなります。

もうわかりましたかね?

スローな釣りや、ピンテール系のように微波動の物に関しては、リブの利点は大きくなるって事なんです。逆に、早い釣りやシャッド系のようにテールを振って波動を出すものに関して言えばリブとは余り意味がありません。特にヒラメに関して言ってしまえばバイト自体がシーバスのように吸い込み系ではなく、噛みつき系なのでワームを曲がりやすくする必要性も無いんです。ただ、これがシャッド系でもシャッドテール部分を左右にブリブリ振るタイプと、シャッドテール部分に水をあててボディーをロールさせるタイプの2つがあります。マーズのローリングシャッドなんかはわかりやすいんですが、テールに水をあててロールさせるタイプとなります。この手の形状だとスローな使い方もしますのでリブも欲しい要素となりますが、リブを入れる事により曲がりやすくなってしまいますから、テールにかかる水圧に負けて、テールを振りやすくなったりもしてしまうので、本来はロールさせたいのに…ともなってしまう訳なんです。後ワーム自体の硬さもあり、これもアクションが大きく変わります。

メバルやアジやブラックバスで使うワームってかなりの確率でリブが入っていると思います。これらは基本的にはスローな釣りなんですよね。

自分的な結論から言うと…

弱い波動系、スローな動かし方、に関してはリブはあった方がいいって事なんです。

ワーム1つ、形状1つ、でも求める事は無数にありますよね。

自身が使う物に対して、ここまで考えながらその時の釣りを組み立てた中で釣った1匹は本当に嬉しいですし、その1匹がその後の糧になり後々の釣果に繋げていけるんで、自身が使っている物を知る事は物凄く大切な事なんです。










ついでにもう1つ…

最近、ブリやワラサ、ヒラスズキやヒラメを一緒に釣りに行った方々から、かなりの確率で言われるのが…

ルアーは40mも飛べば十分過ぎるんですね。普段から言っているように、この界隈で魚を釣るのに飛距離なんてたいして必要な要素では無いって言う事がわかりました。

です。

実際に自分が魚を掛けるのはほとんどが20m以内。キャストもフルで投げる事もほとんどありません。それは、一番釣れる魚(ルアーに反応してくれる魚)を狙っているからにすぎません。

釣れない人程、飛距離を欲しがりますが、これでは駄目。

飛距離に頼れば頼る程に意識も遠くにいき、一番ルアーに反応してくれる個体がいる手前がおろそかになります。結果的に楽に釣れる魚を逃してしまっているんです。

少しでも釣果を伸ばしたいのであれば、やる気がある個体程、手前に寄る事を忘れないで下さい。










今回はこの辺で終わりにします。

GWももうすぐですね。既に友人はもとより、ブログの読者さんやインスタのフォロワーの方々との釣行予定も入っているので、ラインを巻きかえたり、フックを新しいのにかえたりと、ぼちぼち準備しておかなければなりませんね。