静岡SaltWaterFishing -2ページ目

静岡SaltWaterFishing

地元の静岡で、シーバス、ヒラスズキ、ヒラメ、青物、アオリイカ、をその時の流行りなんかに流される事無く、自分なりの考え方や攻め方で楽しく狙っています。

今朝行ったポイントでは、50cm〜60cmが沢山いました。
個体数は沢山いる状況ではありましたが、何を投げても反応してくれる訳ではなく、トップだとボコボコバイトが出ましたが、少しでもレンジを入れるとバイトが激減するような状況でした。そんな感じだったので結局リップルオンリーで楽しみました。



●ロッド●
オリジナルロッド

●リール●
DAIWA
24 CERTATE LT5000D-CXH

●ルアー●
TACKLE HOUSE
BKRP 140
BKRP 115





今朝の海の状況は、昨日の荒れ模様感は全く無くなり、波はかなり落ち着いていて、大したサラシもなければ、たまにセットでちょっと強い波が入ってくるかな…程度でした。通常だと荒れ始めから本格的に荒れる時の方が釣りやすく、今回のように荒れてから海が落ち着いていく状況の方が魚の活性的にも悪くなる方だった訳なんですが、そんな中1時間30分程やりヒラスズキを6本キャッチして、バイト自体は10回以上ありました。今朝はそんな状況でやっていてちょうどブログの内容に出来る感があったので更新してみました。





ヒラスズキに関しての最近の釣果はトップで釣るのが7割といった感じなんですが、そのトップでの釣果で9割以上を占めるのがタックルハウスさんのリップルポッパー。

このルアーは、海が大荒れの時は勿論の事、サラシも直ぐに消えてしまったり、セットでしかまともな波が入らないようなヒラスズキでは微妙な波の状況の時にでもヒラスズキを釣らせてくれるルアーの中の1つ。

トップウォーターって、魚の活性が高くないと釣れにくいといった感はありますが、実はヒラスズキに関して言えばルアーの種類の中では一番騙しやすいルアーでもあるんです。

その理由は本当に単純なんですが、トップウォーターはレンジも水面ですから、薄いサラシの中でもルアーがあるのはその薄いサラシの上にある訳です。そうなるとルアーの存在自体を誤魔化しやすいって訳なんです。

これは以前も何かの時に載せた事ではありますが、シーバスは雨の影響で水が濁っている時は本当に簡単に釣れるものです。特に茶色く濁った状態の河川なんて何を使っても釣る事が出来る程ですが、そんな濁って増水して流れも普段よりも強くなった中でも3インチ程度のピンテールワームのただ巻なんかはめちゃくちゃ釣れる訳なんです。ヒラスズキも同じで、細かなゴミが浮いている中でトップをそのゴミと同じように浮かしていてもしっかりルアーを目がけてバイトして来る訳なんです。

この意味ってわかりますか?

魚の側線は尋常じゃない程の感覚があるって事なんです。

例えば、シーバスを河川で釣るのに濁ってもいない通常の状況でルアーをバタバタさせていたらどうなんでしょうか?

マズメ時でたまたま回遊して来たフレッシュな個体がいる時や、魚の個体数がめちゃくちゃ多い地域ならそれでも通用する事でしょうが、この界隈でそれでコンスタントに釣果を出すなんて事は全く無理だし、通用しません…

だからこそ、食わせるタイミングの時にはルアーを無駄に動かす必要性は全く無く、逆に動くからこそ見切られる事が増えてしまう訳なんです。魚に気づいてもらう動きと、魚に食わせる動きの違いを使い分ける事が釣果へ大きく繋がる事に気づいてからの自分の釣りが今の食わせる時にはルアーを動かさない釣りになった訳なんです。ぶっちゃけ、ベイトが入って来た時のように、誰にでも釣れている状況なら、何を投げようが、どんな巻き方をしようが、皆同じように釣れるものだし、You Tubeなんかで、このルアーは釣れる、なんてのがよくありますが、見ている側は、それがどんな状況でやっているのかもわからないし、散々色々試した結果なのかもわからないし、そもそも釣れないルアーなんてのはありませんからね。それだけ使っていればいつかは釣れます。だからそんな胡散臭い情報をいちいち真に受けたら馬鹿をみるだけ、所詮見る価値もない程度だから端から見なければいいだけの事。結局、年間を通してコンスタントに釣果を出したいのであれば、ルアーというものを自分自身で知るしかありません。魚が反応するルアーの動きを知る事により、中身のない話題性だけのルアーではなく、本当の意味での良いルアーというものが自分で判断出来るようにもなりますし、魚をコンスタントに釣るのに無駄な飛距離なんてのはとりわけ必要な要素では無いような事実的な事も知ります。結果的にコンスタントに釣れるルアーが本当はどういうものなのかがわかります。そうする事で、最近の釣具メーカーのやり方もわかり、そのメーカーが、人を釣る為だけのもの作りか?魚を釣る為のもの作りなのか?と、そのメーカーの本質も簡単にわかる訳なんです。

いつも言っている事ではありますが…

人が釣れるルアーと、魚が釣れるルアーは、全くの別物、という事なんですよ…





また、釣行の中でブログの記事に出来る内容があった時だけは更新しておきますので、宜しくお願い致します。