8月末に発売された「君とパパの片道列車」を先月読みました。

筆者は2022年組でTwitterをされていた(いる)方ですが、私は遅れ馳せながらこの本を読んで知り、フォローさせていただきましたニコニコ

 

我が家では実家の定常的なサポートが得られないという点を除けば、フルタイム共働きであることも、学習面のサポートを全面的にパパが担っているところも、地理的な要因で長めの送迎の機会が多いことも含め、境遇面がかなり近く、まあもちろん違う部分もありますが、これまでに読んだ「2月の勝者」「勇者たちの中学受験」などで出てきたどの親子よりも私にとっては共感できる点が多いものでした。

 

 

読み始めたら止まらなくなって一気に読んでしまい、最後の方では涙してしまう部分もありました。長男も読むと言うので、渡したらやはり一気に読み終えていました。

 

ニコ「この本に出てくる『パパ』ってパパに似てるよね」

というので、

ニコニコ「『(息子が)かわいいです』って言うところとか?」と言ったら

にやり「蹴るよ」と言われましたが、満更でもない様子。

 

「会話の雰囲気とか、よくふざけるところが似てるかも」とのことですが、まあそうかもしれません(笑)

 

 

しかし親子で同じ本を読むのはいいものですね。楽しい会話ができましたし、二人で入試が始まってからの日々を一緒にシミュレーションすることができました。長男にとっては「入試ってこんなに落ちるものなの?」とか「直前期って(時間的に)こんなにどんどん過去問やれるもの?」とか、自分なりに自分と重ねて読んでいたようです。

 

また、サポートをしているパパの側がどんな気持ちでいるかという視点を持つきっかけになったようで、それ以来、私に対して反応が一段素直になったように感じます。

 

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著者のパパさんと息子さんにとって、一緒に走った2年間は一生思い出に残るとてもかけがえのない時間になったであろうことがひしひしと伝わってくる本でした。我が家は我が家で、今まさにとても大切でかけがえのない時間を過ごしていることを再認識できました。とはいえ、我が家はまだ振り返るには早く、これからがクライマックスです!最後まで一日一日を大切に過ごしていきたいと思いますお願いグー

 

絢香 / やさしさに包まれたなら (松任谷由実のcover)

やさしさに包まれたなら きっと 目に映る全てのことは メッセージ