昨夜の島根県での地震を受けまして、
ピアノ講師をしている身として、ピアノの
耐震について考える機会でもあると思いまして、
私の経験を過去ログにさかのぼって考えたいと
思います。
東日本大震災の時に、自分のピアノ、生徒さん宅のピアノ
があの大地震でどうなるか、を直接目にしました。
その後、調律師さんも大変だったみたいです。
私のグランドピアノも、インシュレーターからは
外れなかったものの、インシュレーターごと
動いていました。
あんなでっかいピアノがこんなに動くの!?と
いうくらいに。
何十冊と楽譜を収納している書棚も転倒はしなかった
ものの(低いタイプの書棚です)1メートル近く
動いたらしく、楽譜がバラバラーっと散らばっていて。
音はそんなに狂ってはいなかったらしいのですが、
落ち着いてからすぐに調律してもらいました。
そういう先生は多かったみたいです。
あとは、アップライトピアノで、譜面台の金具が
ダメになってしまい(ぐらぐらと大きく揺さぶられたから
だと思われ)楽譜を立てかけてる角度が甘くなり
楽譜を置くとずるっとすべってしまうお宅も
ありました。
人によっては、地震のショックで気持ちが不安定に
なり、しばらくレッスンができない精神状態の生徒さんも
いらっしゃったので、そのあたりも親御さんとご相談
しながら対応するといいですね。
被害が少ないことをお祈りしております。
気をつけてレッスンなさってください。
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