東日本大震災から6年。なかなか進まぬ復興。 | 東大に文理両方で合格した男が綴る、受験の戦略

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今日で、東日本大震災から6年です。
 
あれから6年。
もう6年というべきか、まだ6年というべきか。とにかく6年経ちました。
 
上のリンクから見られますが、死者合計が1万5893人、行方不明者2553人戦後最悪の自然災害となっており、今もなお12万人を超える人々が避難生活をしているそうです。
 
 
 
 
気になったのは、福島県の「関連死」の数。
関連死とは、避難中の体調悪化などが原因の死のことだそうで、つまり震災が直接の原因ではないということ。
ニュースの文中でも触れられていますが、このうち福島は2086人で直接死を上回っています。
 
先の震災と言うと、津波被害のイメージが強いと思います。確かに岩手県や宮城県は圧倒的にそうなのでしょうけど、福島では当てはまらないんですね。
 
「あの震災で最も悲惨だったのは、人災だ」と指摘する人もいますが、原発事故などで避難を余儀なくされて、苦しい避難生活の中で体調が悪化し、十分な医療が受けられずに亡くなる人もこれだけ多くいたというのは、見逃せない事実だと感じます。
 
 
また、上記3県の復興住宅入居者数は3万9664人で、仮設住宅と逆転との指摘も発見しました。つまり、やっと復興住宅の建設が進んできたという事でしょう。
それでも、逆転という事はまだまだ半数が仮設住宅での暮らしをしているということですから、6年の歩みは十分とは言えない気がします。
 
実際、災害公営住宅(復興住宅)の建設や宅地造成は遅れていて、避難生活は更に長期化する見通しだそうです。
 
こういうニュースを見るたびに、増税なんてやめて景気回復をしつつ東北に十分に投資してほしいと思いますし、それこそ森友学園の話題とかさっさとストップして、本当に困っている人のために時間を使ってほしいと思います。
 
東北の被災地に視察に行ったとか、被災者の事を考えていると口で言う人もいますが、心から被災者の気持ちに寄り添って政治をしてくれている議員さんが、誰なのかもわからないですし、何人いるのかもわからない。
個人の力では、大きな復興の波を作ることが難しいからこそ、行政の力を期待しているのですが。
 
【〆の一言】
現場で東北の復興にご尽力されている方には、頭がさがります。
 
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