マジックバーで数人のマジシャンのマジックを見ました。

みんなすでにウケているんですが、時々「間」が早すぎるために、ウケを逃しているもったいない場面がありました。

観客の思考が説明に追いついていないのに、現象を起こしてしまうパターンです。

この状況は、演技中はなかなか自分では気づけないので、できているつもりの人が多いのですが、実際にはできている人の方が少ないのです。

僕もできていませんガーン

こればかりは、他人にダメだししてもらうか、自分の演技を収録するかしか気付く方法はありません。

応急処置としては、自分が思っている「間」の三倍の時間を待つか、観客の思考の足並みが揃う瞬間を感じられるように神経を観客に使うことです。

ですから、マジックに費やす神経は、全神経の四割(ふじい調べ)以上使えないのです。

新ネタが失敗し易いのは、つい、四割を超えてしまうからです。