新幹線の景色が流れていくように、外の景色はスーッと行き過ぎていく。

 

腹が立ったり、悲しくても瞬時に心から外す。心を汚さないように、すぐそれを拭いてしまう。

 

聞くもの触れるものみな自分の人生に交渉を持つようにするからいけない。

 

見ると言えどもこれをとらえず、聞くと言えどもこれにとらわれず、着かず離れず。

 

必要なものだけを取り入れる。不要なものをとりいれる(飛び込んでしまう)と心が消極的になる。

 

剣豪が、相手を太刀風三寸、スッとかわしていくがごとく、心を汚さない。

 

相手の低い波動に対して同調することなく上手く逃げる。

 

相手にしないように。頭や腹が痛い、熱がある、気が重い、病気になっても、

 

悪いことが起こっても、取り合わないような心を持っていなければいけない。

 

↓ そんなことが書かれていました。

 

運命を拓く (講談社文庫)