ハッピーハロウィン
(気がはえーよ あと1ヶ月あるわ)
これは3個100円で買った観賞用のミニカボチャに目とリボンを付けた物
ちょっと手を加えるだけで可愛いくなるよね
そして私、また9月の半ばに例のアレで一泊入院して
もう十数回入院してると看護師さんとも顔見知りになって、
この前退院の日に帰り支度をしてると一人の看護師さんが部屋に入ってきて
「ももさーん、これあげる」と、手作りマスクをくれました
これを鬼滅好きの継長女にあげたら
継長女が好きななんとかさん(名前忘れた なんか炎の人←)のはないらしいけど、それなりに喜んでいました
で、私はいつも贅沢に個室に入院するんだけど、
(そんな時ぐらいしか一人になれないから)
その時にその看護師さんと話をしてたら
なんと
その看護師さんも継母でした
旦那さんの連れ子は男の子二人で(二人とも中学生って言ってたかな)
実子はいなくて、私と境遇がソックリ
私の家庭事情はその人には話してないけど、同じ匂いがしたのかしら
でもその人の継子くん達は、その人にベッタリなんだそう
その人、ほんと面白くて明るくて、
だから継子ともうまい事やっていけてるのかなと
連絡先も交換したし、同じ継母同士、今度はプライベートで色んな話がしたいな
さて、最近の継長女と肉男事情
この前継長女が「今度の金曜日(昨日)に肉男さんと会って決着をつけてくる」と。
私「決着??」
継長女「うん、別れ話をしてくる」
私「マジか
まさに「決戦は金曜日」やな」
継長女「何それ」
私「あぁこの歌知らんか
これは昔のドリカムの歌や」
継長女「ドリカムかー」
私「そう、ドリンセスカムンセス」
継長女「ドリームズカムトゥルーやろ
それぐらい私にもわかるわ」
私「つか、ついに別れを決断したのね…
うんそれでいいと思う
アイツはダメだと私も思うよ」
継長女「うん、だって全然会えないし、
忙しいとは言え連絡も全然よこさないし、
このままズルズル付き合っても寂しいだけだからね」
私「そだね。
肉男といても時間の無駄、
無駄無駄無駄ァーー」
継長女「何だっけそれ?
あぁジョジョか」
私「無駄無駄無駄ァーー」
継長女「しつこいわ
それにこの前久しぶりにご飯行った時も15分遅れてきて
「ごめんね」の一言もないんだよ
しかも遅れた理由が「寝てた」だからね」
私「ありえない
いいえ、アリエールでしょ」
継長女「CMネタはいいから」
私「私は遅れてきて悪びれた様子もなく謝りもしない男は絶対無理だね」
継長女「だよね、さすがに私も頭にきた」
私「それでどうやって別れを切り出すの?」
継長女「そこが問題なんだよねー
その日は居酒屋でご飯するんだけど、
食べてる時だと気まずくなるから、切り出すとしたら帰りの車の中かな」
…とそんな会話をして、いよいよ迎えた決戦の金曜日
その日に限っていつもは現地集合なのに家まで迎えにきた肉男
(肉男は別れ話をされるとは思ってない)
しかも約束の時間の15分前にもううちの向かいにある空き地で待っていた
継長女「肉男さんもう着いたらしいから行ってくるね」
私「少し待たせておけばいいよ、ゆっくり出ろ」
継長女「そうするよ」
(いつもなら肉男が来れば飛んでいくぐらいの勢いなのにこの日はゆっくり出ていった)
私「車まで行くのに三歩進んで二歩下がりながら歩け」
継長女「それ、端から見たらかなり滑稽でしょ」
私「まぁ頑張れ」
と送り出しました
(どんな送り出し)
そして三時間程経って帰って来た継長女
私「おつかれ
で、どうだった」
継長女「送ってもらった時に車の中で別れを切り出した」
私「で で」
継長女「言いたい事は全て言ったよ
今までの不満も全部」
私「全身毛むくじゃらも嫌だって言った?」
継長女「全身毛むくじゃらちゃうわ
まぁ別れたいって言ったら一瞬黙って『今は俺しか出来ない仕事をしてるから本当に忙しい』って言ってた」
私「忙しいとか言ってる奴ってさ、下の人にでも教えればいいのに
『自分にしか出来ない』って勝手に思い込んで全部自分で仕事抱えちゃうんだよ
じゃあ肉男が死んだらどうする?
誰もその仕事を出来る人がいなくなるって?
ノンノン
肉男がいなかったら誰かがやる
会社ってのは一人欠けてもちゃんとうまく回るようになってるんだよ」
継長女「そうだよね~」
私「まぁ全身の毛を使う仕事なら肉男しか出来ないけども」
継長女「全身の毛を使う仕事ってどんな仕事か教えてほしいわ」
私「自分の毛を使って、はた織り」
継長女「何が出来るかある意味興味あるけど」
私「まぁそれは置いといて…
(お前が話を脱線させてんやろ)
結局どんな結論になったんよ?」
継長女「なんかスパッと別れたんじゃなくて、
曖昧な終わり方だった…」
私「あーそうかー
でももう終わりでいいんじゃね」
継長女「そうだね
でも居酒屋出た時に『では後で三千円お願いします』って言われたけど(会計は7000円ぐらいだったらしい)
払うタイミング逃して払ってないや」
私「また割勘かよ
肉男は『√3』やな」
継長女「ルート3?」
私「≒1.7320508、
人並みにおごれや」
継長女「あはは・・」
私「今度から肉男じゃなく「ルートさん」って呼ぶわ
さん付けしてる(?)からいいでしょ」
継長女「まぁご自由に」
私「結局ルートさんはあんたと別れたくないのかしら?」
継長女「さぁ…?
でも別れたくないなら色々をちゃんとしろ!って話」
私「(お前もな)」←心の声
継長女「まぁそんな訳です」
私「でもさぁ、あんた居酒屋の三千円踏み倒したでしょ?
その内『あの時の三千円まだもらってないんだけど』
なんて連絡くるんじゃない」
継長女「だとしたらどうしよう」
私「そしたら『通帳の口座番号教えて下さい』って言って振り込め」
継長女「そうだね(^-^;」
とまぁそんな会話をしてた訳ですが、継長女、終始目に涙を浮かべながら話していました
私が思うに、継長女はまだルートさんの事が好きっぽい
でもなかなか会えないジレンマで、このままだと辛いし先に進めないから別れを切り出したんだと思うけど、
これはどうなんだろうね
好きなら会えなくても現状維持か、
それともさっさと見切りを付けて次を見つけるか、、
多分継長女にしてみたら白黒ハッキリさせたかったんだろうね◯●
この子は人前では控えめで言いなりで自分の意思がない子かと思ってたけど、
案外猪突猛進みたいな所があって
決めたらそれに向かって突っ走る
豚なのに猪ってのは腑に落ちないけど。
(またいらん事言うな)
でもハッキリ別れた訳ではないし、この先この二人の行く末はどうなるんだろ
ルートさんもどんなに忙しくても1日1回ぐらいはLINEとか出来ると思うし、
継長女の事が好きなら何とか時間を作って会うとか、
そういう事をすれば継長女は寂しくないと思うけど、
それすらなく全くの放置プレイだからそら継長女も不安になるわな
ルートさんも30歳だけどあんまり恋愛経験ないのかな
恋愛経験ないもの同士だから色々空回りしちゃうのかな
この先どうなるのか・・
私だったら『全身毛むくじゃらの毎回割勘男』なんてすぐ別れるけどな
でもまだ継長女の中に「好き」って気持ちがある以上は
完全に吹っ切れる事はないんだろうな
そんな落ち込んでる継長女に私、歌をプレゼントしました
(出た!やな予感!)
私「それでは聞いて下さい
チェッカーズの
『I LOVE YOU SAYONARA』
♪あいらびゅーだけど
あいらびゅー
あいらびゅー さよなら~
あいらびゅーだけど
あいらびゅー
あいらびゅー はい一緒に」
継長女「さ、さよなら~」
私「あいらびゅーだけど
あいらびゅー
あいらびゅー」
継長女「さよなら~」
私「あいら…」
継長女「いつまでやるねん
しかもチェッカーズなんて知らんわ
(ジェネレーションギャップ)」
私「えっ
チェッカーズ知らん
そうだなー、今でいう「純烈」みたいな感じのグループかな」
(全っ然違う)
継長女「知らん」
私「じゃあもう一曲…」
継長女「もぉえぇわ」
~ ジャーーン ~
何この終わり方