転機となる歳 2 胃下垂 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ

大晦日ですね。
年末年始は、いつも大掃除に明け暮れている吉田です。
溜まった返信文のメールは、後ほど本年中にしますね。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか?

 


今回は年末に頂いたご報告にまつわる話です。

 

子供の頃からの不調だと、諦めることが多いです。

だけど、必ずしもその必要はありません。
ご本人が整体生活をする覚悟があるなら、
変わる可能性はあるからです。

 

今回の方は、胃下垂でした。
子供の頃から、胃下垂と言われていたとのこと。

 胃下垂とは、胃が本来の位置から下がった状態の胃袋のことです。

 ですが、単に下がっただけではなく、少しの食事でも消化不良になったり、

食べ終わってもいつまでも膨満感が消えなかったり、
イライラが止まらなかったり、理由もなく苦しかったりします。


私も経験がありますが、実に嫌なものです。

医学的には対処法がないに等しいので、
位置を正常に戻す薬も人類は未開発なので、
当事者としては悩みどころの症状です。

 

この方の初診は、今年の夏でした。
それで、今月12月には嬉しい報告を頂きました。

曰く「定期的に検診に行っているのですが、
“胃が若返っているね。
前までは胃壁が、薄黒い感じだったけど、今はキレイなピンクですよ”
と医師に言われたんです」とのことでした。

 お礼を言われてしまいましたが、私の力ではなく、

この方が熱心そして懸ける思いで体操など整体生活を実践されたからです。

その効果です。

 

天心会ではよく出す絵ですが、ご覧下さい。
左が元気な人と、右が元気がない人の図です。


8の字が描けていないと、呼吸器が落ちます。
すると、構造的に釣り下がる形になっている胃袋も、
そのまま垂れ下がって落ちてしまうのです。

これが、胃下垂の構造です。

 

右側の姿勢だと正位置にないので、血流も何も悪くなります。
それで不調を感じるし、

下がった分、下腹がボコッと出るように見えるのです。

  

これを解決にするのには、呼吸器を上げてあげることが決め手です。
呼吸器・肋骨を、直接力で持ち上げてもダメですよ。

呼吸器が上がるポイントがいくつかありますので、ここを適確に捉え、
呼吸器が上がるための体操と合わせて指導して行きました。

 

それで数ヶ月ですか。
医師からのお墨付きが貰えた、ということでした。

 

その前に姿勢が明らかに変わっていた時期があったので、
「これで大丈夫」という確信が私にはありました。
いいように作用して頂き、良かったと思っています。

 

何年来の回復になるのでしょうかね。

生まれて半世紀とのことでしたから、40年前後しての回復かもしれません。

胃が正位置に戻ったということは、確実に感情が安定してきたということです。

40年間味わったことがない生活が明けた、始まったということですね。
楽しみです。

40年しても、人間は回復するものはする。
人間の力は、素晴らしいですね(^^)

 

来年も、そうした本来のご自分を取り戻される方と
多くお会いできるのだと思います。
楽しみでなりません。

皆様、良い歳をお迎え下さい。

 

(感謝)

 

セルフ整体道場・新宿天心会   吉田直樹 拝

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