【シェア】高校生に贈る〜働くことと、お金 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
「お金をどれだけ稼げるのか?」
ということは、社会人には、とても大事なことです。



のっけからですが、
お金は大事なんです。

もちろん、
「お金が、幸せの尺度!」
「お金が、充足感を決める!」
「お金さえあれば、何でも可能!」
とは少しも思いません。

しかし、
お金がどれだけ大事なのかは、中学生になったら、
誰しもが真剣に考えた方が良い項目です。

お金は、現代社会で生きようとする人にとって、
車で言えばガソリンみたいなものだし、
お金の増減で、心が変わる人が、社会の9割以上だからです。
本当ですよ。
だからこそ
「自分だけは、例外!」
なんて思わない方が良いのです。

お金の心の作用面を悪用するのではなく、
自分に対して有効活用できてこそ、
一人前の大人だからです。

学校の先生は、この点は、
まるで知識がない人が多いので、
アマゾンやネットなどを叩いて調べて置きたい項目です。

人が集まったり、
他人様に満足して頂くには、普通はどうしてもお金が必要になるのが、
現代社会ですからね。

こう書くと、
「お金は汚い!」
という人がいますが、
貨幣経済がしっかり定着してきたから、先史以前から止められなかった行き倒れや、
勃発する戦争を極端に少なくさせられているのが現状です。

曲がりなにりにも、人間の命とっては、
良い環境になってきているのが、現代の社会の実情、
貨幣経済のメリットの面です。



だからこそ、
働くことと、お金のことは、
しっかり考えておいた方が良いのです。
しっかり把握した上で、お金を放棄したいなら放棄するのもありだと思います。

まずは、
しっかりお金の流れや、仕組みを見てみましょう。



(以下、引用開始)



「リカレント教育って、知っていますか?」
 
 
リカレント教育とは、「社会人の学び直し」のことです。
 
 
本日の日経新聞の朝刊に、記事が載っていました。
 
 
アメリカでは、
高卒の社会人や学校を中途退学した人たちが、20代後半から40代になって学び直して、
大卒の学歴を得ることをイメージしています。
そのために、「コミュニティ・カレッジ」があります。
 
 


しかしながら、日本では、
このリカレント教育が、ちょっと違うのです。
 
日本では、
大卒社会人のスキルアップのための大学院進学、大卒層の教養としての学び、
専門学校での個別スキルの取得などが挙げられていますが、
高卒社会人の地位向上を目指して、大学を目指して学び直すという例は、
そんなに多くはありません。
 
 

それは、どうしてでしょうか?
 
アメリカの場合は、
学歴がそのまま給与に反映するということになりますが、
日本の場合は、
学歴そのものが「お金になる」ことがはっきりとしていないからです。
 
 
日本の企業で働く企業戦士は、残業でヒイヒイ言っているのに、
その上学び直すことで「本当に給与が上がるのか?」という問いに、
企業がはっきりと答えてはくれないのです。
 

 
さらに、金額で見てみますと、
日本の私立大学を卒業するまでの学費も、400万円くらいかかります。
 
 
また、高校を卒業してから4年間で稼ぐ金額は、
18万円x12ヶ月x4年=864万円です。
高校から大学進学をして4年間を過ごすとになると、
学費400万円と、その4年間で稼げる金額864万円。
これを「期間損失費用」として捉えると、
合計で1264万円が支出されることになります。
 
 

では、
大学を卒業して就活して、この1264万円を超えて稼げるようになる仕事を、
実際に手に入れられのでしょうか?
 
 
それには、
大学側も、企業側も、はっきりとは答えてはくれません。
 
 
それが、リカレント教育に対する
「高卒社会人」の関心の少なさの原因にもなっています。
 
 
ただし、
ほんの一部の大学生が、月収50万円でスタートした場合は、
この1264万円をカバーしながら稼ぐことができるのです。
 
 私が「グローバル人材になりなさい」という理由が、
ここではっきりしてきたと感じるのではないでしょうか?
 
 
そのためにも、GPA3.5を目指して欲しいのです。
 
 
私は、今までの経験から、生徒さんには
「グローバル人材教育」
という名の下で、英語指導とキャリア教育をさせていただいております。
 
 
それが、10代、20代の若者には必要です。
なぜなら、大学で教える人がいないからです。
 
 
だから、私が立ち上がって、
こうして声をあげて叫ばねばならないのです。
 
 
お分りいただけましたでしょうか?
 
 
(以上、引用終了)



西條先生の文章でした。

学校出て雇われる道で人生を歩みたいならば、
親世代の私達も知っておいた方が良い内容ですね。

もちろん雇われる生き方も1つですが、
一人で働く側や、雇う側に回る生き方も、
1つです。
この生き方の方が、面白いし、お金は自由になりますが、
また別の話になります。

ご参考までに。




(感謝)




吉田直樹 拝