ネットにころがるユダヤ支配＝陰謀論について考えてみました

一部のコアな方へ書きますね。

・ジョン・レノンの暗殺と、ユダヤ支配の陰謀について。
FBIに反戦活動や平和活動の扇動者として、ジョン・レノンはマークされていたことは
史実ですが、それがどうしてユダヤ支配と関連するのか？
　飛躍がありすぎですね。


・ダイアナ妃の事故死とユダヤ支配の陰謀について。
　暗殺や他殺としての証拠が一切ないため
事故として処理されたと思うのが妥当性があるように思えますねー
イギリス王室との関係がこじれていたため、一時期は確かに、王室に
暗殺されたという噂もありましたが、殺す必要性がある人には思えませんね。


・ユダヤ系ネットワークで全世界を支配するという陰謀論。　
　ワンオーダー制の政府構想は、SF小説の世界でも例がありません。
管理社会の恐ろしさを描いた有名な小説「1984」でも、
　世界は３つの国家に割れており常時戦争しています。
　常時戦争を続けることで、人民の不満や政治不信による暴動を
　防ぐというアイデアです。
　ひとつの支配機構で、世界を統治するというアイデアは
おもしろいのですが出来ると思うのはちょっと脳天すぎると思います。

歴史を紐解くとやはりひとつの政治体制で全て征服した帝國はありません。
　帝国を築いた時代を学ぶと無理だよねーと実感できると思います。
（塩野七生さんのローマ人の物語シリーズや、宮城谷昌光さんの古代中国小説なんか）
歴史から学ぶと統一政府というアイデアは無理って、実感できるのでは。

みなさまは、どう思われますか？

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