ついに可決されてしまいました。

ネット・ゲーム依存症対策条例

多くの方から反対意見がありながら拙速ともいえる強引な条例制定は多くの反響がありました。

私も香川県議会様の良心を信じて敢えて触れずにいたのですが...

 

 

もう我慢できない。

こんな無茶苦茶な条例があってたまるか。

私は香川県民ではありませんが、自分の住む自治体で似たような条例が制定されてしまう事だって充分にありうる。

対岸の火事ではないのです。

 

 

香川県庁様は仕事が迅速で未だ条例全文がホームページにアップされていない状態ではありますが、一応パブリックコメントの一部が公開されています。

私も反対意見を書き込みたかったのですが、投稿権を持つのが

  • 香川県民
  • ゲーム事業者等

に限られますので投稿できませんでした。

旅行者として香川県に来るケースだってあるので他人事ではないんですけどね。

 

 

そもそもこの条例を作った人が

ゲームは悪だという思い込み

からきていることに疑いの余地はなく、私が考えるこの条例の問題点は

  • 市民の身上に行政が介入
  • 有害・無害を行政が一方的に選別している
  • 県の条例でありながら県外、さらには海外の事業者にも影響を与えうる

この3点に集約されます。

 

 

長くなりそうなので記事を分けていきますが、この条例が決まって私が思ったこと。

香川県には私のような子供が増えるだろうな、ということです。

かくいう私も子供のころは両親からビデオゲーム(要するにファミコンなど)に関して極めて厳しい利用制限が課せられており(辛うじてファミコンのみ購入許可が出た)ゲームは悪だ、と刷り込まれて育ちました。

まさに香川県の条例で規定されたような理想的な両親のもとで育ったことになります。

しかし周りを見ていると皆して楽しそうにゲームで遊んでいるわけですよね。

つまり、幸いなことに私も友達の家でわいわいゲームを楽しめた訳で、友達の家では普通の子、自宅ではゲーム禁止された親が望む子供として育ちました。

その結果、どうなったか。

いわゆるチョロQ理論と呼ばれる現象です。

社会人になって自由に使えるお金が入るようになって私はこうなりました。

社会人になってから私が購入したゲーム機(順不同)を覚えている範囲で思い返してみると...

  • スーパーファミコン
  • Wii
  • Wii U
  • ニンテンドースイッチ
  • ゲームボーイポケット
  • ゲームボーイカラー
  • ゲームボーイアドバンスSP
  • ゲームボーイミクロ
  • ニンテンドーDSlite
  • ニンテンドー3DS
  • ピピンアットマーク
  • セガサターン
  • ドリームキャスト
  • XBOX
  • XBOX360
  • XBOX ONE
  • XBOX ONE X
  • XBOX SeriesX(予定)
  • プレイステーション
  • プレイステーション2
  • プレイステーション3
  • プレイステーション4
  • PSP
  • 各種クラシックミニ
  • ゲーミングPC

要するにゲームが好きで好きでたまらない人間になってしまったんです(笑)。

中には故障の買い替えや個人の好みで複数買った機種もあります。

香川県は私のような人間を大量生産して何がしたいのかはなはだ疑問です。

※長くなりそうなので記事を分けます