ぱっと見の大きな変更点。

Microsoftがスポンサーを降りました。

 

今までの経緯を鑑みれば当然のことではないでしょうか。

 

 

 

こちらは2017年モデルです。

ヤリスWRCがデビューした2017年、スポンサー企業のMicrosoftが発売したレースゲーム『Forza Motorsport7』に

トヨタはレクサスを含む

自社製品の収録を拒否

しました。

ただし、北米トヨタが権限を持つわずかな車両(レーストラックなど)のみ辛うじて収録されています。

以後、Micsoroftはトヨタに収録拒否されながらも2020年までガズーレーシング(トヨタ)のサポートを続けてきました。

2018年。

この年にMicrosoftが発売したレースゲーム『Forza Horizon4』に

トヨタはレクサスを含む

自社製品の収録を拒否

しました。

Forza Horizon4には2019年11月より一部車両が解禁されましたが通常入手できる車両はほとんどなく、大半が入手期間が限られたものばかりです。

 

2019年

 

2020年

 

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そして2021年。

Microsoftはトヨタから酷い仕打ちを受けながら都合4年間もサポートを続けてきましたが、2020年いっぱいでサポートを打ち切る形となりました。

当然ではないでしょうか。

ル・マンを制したTS050もGRヤリスもGRスープラもグランツーリスモSPORTにしか収録されていません。

現在開発中のGRスーパースポーツも先日発表されたGR010もおそらく同様でしょうね。

だったらSIEやらポリフォニーデジタルにでもサポートしてもらえればいいんですよ。

彼らがお金を出せるかなんて知ったことではありませんが。

 

 

国産メーカーのモータースポーツ活動は応援したいですが、冷や水を浴びせるような行為だけはやめていただきたいものです。

個人的には三菱に復活してもらいたいところですが、モータースポーツ嫌いで有名だった益子修氏が昨年亡くなられたとはいえ、その影響はまだまだ続きそうに感じます。

いったん消え去った炎を再び燃え上がらせるのは容易なことではありませんから。

益子氏のご逝去には哀悼の意を示させていただきます。