産婦人科2 | 幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

幸せな離婚~バツイチの選択・・・。

両親の反対を押し切って結婚したけれど…。会社の倒産、DV、モラハラ、借金。経験しなくてもいいような経験をしたのち、やっと離婚。しかし離婚後もトラブル続き。でも、前向きな、幸せな離婚だと思っています。

私は、男友達に紹介してもらった産婦人科に急いだ。


もはや、普通に歩けなかった。


お腹を押さえて、前屈姿勢で歩くしかなかった。


周りの人はなんて思っただろう?なんて考える余裕もない。


下腹部にギュッて絞られるような激痛が続く。


歩いて3分ほどの距離だったが、それがとてつもなく長い時間に思えた。



病院にやっと着いた。



●●産婦人科。


あっ!ここ知ってる!


いつかTVで紹介されてた。


確かやり手の独身の女医さんで、車はベンツ(関係ないけど・・・。)



お腹を押さえながら、受付に行った。



『すみません・・・。お腹が痛いんですが・・・。』



受付の方は冷たく言った。



『ここは内科じゃありませんよ?』



『以前、病院で子宮の炎症があるって診断されたんです・・・。

たぶん、それが悪化しているんだと思います・・・。』



『・・・。ひどく痛みますか?』



受付の方は、私の返事を確認して、診察室にいた医師に伝えた様子。


すぐに名前を呼ばれ、あの内診が始まった。



痛い!!!



何もしなくても痛いのに・・・。



医師は怒鳴った。



『何でこんなにひどくなるまで、放っておいたの!?』



『●●病院で、数ヶ月前に診察を受けたとき、その時の医師が放っておいても治る!って薬も処方してくれなかったんです!』


あまりの痛さに、私も怒鳴った(笑)



●●病院と聞いて、医師はもうその話題には触れなかった。(大規模な病院なので)



『薬を直接子宮の中に入れるから!力を抜いて下さい!』



だって、痛い!


ついつい力が入る。



『力を抜いてって言うのがわからないの!?』



また怒鳴られる。



『だって、痛いんです!』



怒鳴り返す(笑)



悪戦苦闘しながら、やっと治療が終わった。



医師に説明を受けた。



『あなたね、あとしばらく放置してたら、手術しなきゃいけなかったかも。

ひどい炎症でしたよ。

もっと自覚して下さい。

あなただって、子ども産みたいでしょ?』



冷たく言い放ったあせる



私は最初に行った総合病院の医師の言葉を信じていただけだ。


何も自覚していなかったわけじゃない。



今は普通になっているけど、セカンドオピニオンって大事だと思う。


心配だったら、ひとりの医師ではなく、他の医師にも診てもらう。


特に死の危険がある病気だったら。



私は産婦人科自体に行きたくなかったから、セカンドオピニオンなんて考えなかったけど。



この病院では、ちゃんと薬を処方してくれた。


ほどなく、完治した。




なんで、最初に行った病院は薬を処方してくれなかったんだろう・・・?


公立病院で医師は公務員だから、薬を処方して病院が儲かっても自分には関係ないと思ったから?



必ずしも総合病院が安心とは言えない出来事だった。




それから、ひとつ勉強になった。



産婦人科の女医さんは怖い叫び



たぶん、自分が同じ女性だからと思う。


内診もそっとではなく、どちらかというと遠慮がない。


こちらの言い分にも容赦はない。



男性医師のほうが丁寧だ。


これは長女の妊娠の診察のときにも思った。


(長女は総合病院で出産したので、複数の医師に診察を受けていた。)



でも、やっぱり産婦人科は女医さんがいいと思ってしまうんだよね。


独身だったら特に。


男性が泌尿器科に行ったとき、女医さんだったらいやなように(笑)