【公開】最後の記念式 その3
エホバの証人は、「世界中で、いっせいに執り行われる、最も重要な式典に、ご招待いたします」見たいな事を言ってるわけですよ。ですから、その大事な式典が、滞りなく進むように、トラブルが発生しないように、ある程度、事前に備えておく必要があるのではないかと思うわけです。例えば、世界中で、沢山の会衆があるわけですから、いくつかの会衆の中には、ワインを回しているとき、こぼしてしまうことも生じると思うんですよ。万が一、そういったトラブルが、自分達の会衆で生じたら・・・・。パンとワインを回す係りの兄弟にあえて、聞いてみました。「えっ、ああ、そうですね。確かに、雑巾じゃまずいですね。では、わたしが個人的にペーパータオルを、持参しておきますから、大丈夫です。」と、ちょっと迷惑そうに言われてしまいました。私が聞きたかったのは、こぼれてしまったワインをどうするのか?ではありません。たいてい、二人一組になって、ワインを回しますよね。会衆によって幾らかの違いがあるでしょうが、会場を3つくらいのブロックにわけて、そのブロックごと、二人一組の兄弟達を割り当てることになると思います。仮に、A・B・Cブロックと分けたとしてもし、ワインを回しているときに、Aブロックで、子供がグラスを落としてしまったとします。もちろん、バタバタと後方から雑巾をもってくるのではなくてペーパータオルを、サッと持ってくることも大切では、ありますが、残りのAブロックの参加者には、ワインを回せなくなってしまうことのほうが問題だと思うんですよ。私がパンとワインを回す係りの兄弟にあえて聞いたこととは、プログラムの進行が滞らないように、どう準備しているか?という点でした。私の会衆だったらどうなるのかな?まさか、ワインを拭いたタオルを、その場でしぼってグラスに戻すわけには、いかないですよ。恐らく、ほかのブロックが回し終わるまで待って、その後、続きから回すことになると思います。アクシデントが生じたAブロックで、残りの皆さんが他のブロックが終わるのを待っている間また、B・Cブロックの皆さんが、Aブロックがせかせかと回しているのを待つ間。そのときのモジモジした様子を思うと・・・かなり、かっこ悪いと思います。なんといっても私の会衆では、例年、予備を用意していませんからね。もちろん、ボトルには、ワインが残っていますが、このような緊急の場合を考えて、すぐ回せるように、グラスに注いである状態で準備しておく必要があると思います。そして、何かの場合は、「予備を使う」という認識をみなで共有しておくぐらいは、しておくと良いのにと思います。私の会衆では、本当に形だけしか、リハーサルをしていないのです。「世界中で、いっせいに執り行われる、最も重要な式典に、ご招待いたします」と、口ではいってはいますが、それほど、この集まりを重要だと思っていないことを精神態度が、あらわしているといえるかもしれません。いままでも、思ったよりも、参加者が多くなってしまい、プログラムが始まってから、ドタバタ椅子を追加するとか当日その時間に、急に雨になり、傘たてが足りなくなり、始まる直前までバタバタして、最終的には、家が近い姉妹に大型バケツをとってきてもらう事に・・・。 とかパンとぶどう酒をまわす時、たまたま会場の外にいってる方がおられて、どうすればよいのか、係りの人があせったり、排斥された方が出席されていて、どうすればいいのか判断にこまったり・・・何かある度に、バタバタと、大慌てをしてきました。もちろん、想定外のことで、慌てる事があるのは、仕方がないといえ色々かげながら、負担してくれている方達の機転によって、問題を未然に防ぐことができているという現状を何とかしたかったですよ。エホバの証人にとって、一番重要な集まりは「記念式」といわれていますが長老達の気合の入れ具合を観察していると、巡回訪問>記念式(出席者人数は重要)といえるかもしれません。