近頃は「温泉」とは、<正式>には『源泉掛け流し』のことをいう・・なぁんてことに相成っているようですが、全国のイワユル「温泉」の80%もが≪正式な定義≫?からは外れてしまう!というに至っては、近くの「スーパー銭湯」も仲間に入れると、家庭の俄か「温泉浴槽」なども名乗りを上げたって可笑しくはないところまで来ている、とも言えそう(~_~;)です。
 
 もともと我ら「森人」が湯治をする湯だまり以外には「自然」そのままの「温泉」は無く、人間達が勝手に『源泉』を堰き止め、また湯を導き、途中に湯だまりを設けるなどして程よい湯加減にするなど手を加えつつ周りの景勝をも愉しむまでにしたからこその「温泉」では無かったのか。。。

 「森の仲間」の間では全ての「温泉」は人間化されたものである、というのは「常識」ですから、『源泉』などとコダワルところにこそ「人間模様」を見て、少し早い「紅葉」の錦絵を重ね合わせながら、「冬支度」にいそしむ毎日なのであります。