脳腫瘍で長期入院していた母は、
イレギュラーなことが立て続けにおこり、
容態が安定していませんでした。
また、悪性脳腫瘍 膠芽腫 グレード4 で余命1年と宣告されていたこともあり、
娘である私は、入院中、ほぼ毎日、病院に行っていました。
月曜日から金曜日までは、会社に行って仕事をして、母の好きそうな食べ物を購入し、病室を訪ねる毎日でした。土日は夫とふたりで、14時頃訪ねて、夜ごはんがおわる19時までそばにいました。
母の場合、まさに一進一退という状態で、
昨日元気でも今日は高熱、昨日は歩いていたのに、今日は黄疸・・・
という感じでしたので、だんだんと病室に入る前は勇気がいるようになっていました。
母の顔はみたいけど、病室に入るのは怖い・・・、と思うようになっていきました。
そうこうしていると、私の身体には異変が起きるようになっていました。
病気といった病気はしていないのですが、
元気いっぱいというタイプでもない私・・・。
まず、動悸がするようになりました。動悸は頻繁になり、いよいよ、「死ぬんじゃないか?」と思うくらいの
動悸がおきて、循環器で診察をしてもらいました。
大きな異常はないとの診断で、様子見といわれました。
次に、婦人科系もトラブルがおきます。
初めての不正出血。
がんを含めて検査をしてもらいましたが、異常なしでした。
続いて、激しい胸の痛み。
こちらも、検査をした結果、病気はなかったので、
いずれのトラブルもストレスによるホルモン異常が引き起こしたもののようです。
母が膠芽腫で、自分も病気になってしまったら、いったい母はどうなってしまうのだろうか?
看取ることができないんじゃないか?などと、体調不良が続くと、
悪いことばかり考えてしまっていました。
健全なる精神は健全なる肉体に宿る
とはよくいったもので、病気の家族を介護する家族は
自分の身体が健康でないと、心も参ってしまいます。
大切な家族の余命を言われると、私を含めて、
みなさん無理をしてしまうと思うものですが、
無理をせず、本当に病気になってしまわないように
自分の身体も大事にしましょう
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