布石 | そうちゃん日記 

そうちゃん日記 

聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

医学は人の生死を布石にして進歩していくんだという話が出ました。

だから、医学の進歩から考えたら、聡太郎の死も無駄ではなかったと・・・。


聡太郎が最期にアメリカで心臓マッサージが必要になった時、日本で言う研修医も実施しました。


上の先生に、指導されながらの心臓マッサージ。



最期は研修医にも心臓マッサージを実践して頂いたことで、アメリカの医師の育成にもつながったでしょうか・・・。



聡太郎は、私たちのためだけに生まれて来たのではないのかも知れません。


聡太郎の前に頑張った移植を必要とした子ども達の遺志を今につなげ。

聡太郎の後に続く移植を必要とする子どものために。そうちゃんは布石だったのでしょうか。

そして、法案改正のための・・・。


どれだけの子ども達が布石になれば、法案は、変わるでしょうか。



何よりも、そうちゃんの命を助けたかった。

それだけだったのに・・・。


自分のことで過去に戻りたいなんて、一度も思ったことはないけれど、そうちゃんのことを考えると「いつに戻れば助けられたのだろう」って、初めて思いました。



今月のそうちゃんの月命日が過ぎてから・・・何故か心が落ち着きません。



そうちゃん日記 


もしも~し携帯そうちゃんの声を聴かせて下さいなっベル