今日はとても久しぶりに映画を観ました。
《この世界の片隅に》というアニメ映画です。
きっと感動が待ち受けているのであろう!と期待していたのですが、私には感動ではなくショックが強い作品でした。
まず「結婚」に対する考え方が昔は違ったということを、本で得る知識よりずっと理解しやすかったように思います。
結婚とは、こんなに急に決まるものなのか。
現在は恋愛を経て結婚に至るケースがほとんどだけれど、この時代は結婚が先で恋愛感情みたいなのは結婚生活で生まれるものなのかもしれない。
とても複雑な心持ちになりました。
また広島・呉が舞台となっているのですが、呉も戦時中は家々がすべて焼けてしまった大変な時代があったのだと思いました。
昨年、愛媛〜広島・呉まで船で移動することがあったのですが、そのときの呉の印象は、昔からの港町なんだなという印象でした。
広島から新幹線に乗るために少し急ぎ足で呉を通り過ぎてしまったのです。
けれどあの通り過ぎた呉が、悲しい歴史も抱えているのだなと思うと胸がキュッとしてしまいました。
そして終戦の日の人々の気持ちが、とても切なすぎて…
戦時中の話はとても重い内容で劇中の描写もとても強いショックを私に与えましたが、戦争を生き残った人々のおかげで今の自分があると実感もしました。
正直なところ「この映画を観て良かった!」とすぐに思うことはできないのですが、学ぶことはとても多かったと思います。
原作はマンガということなので、近々買って読んでみようかなと思います。
また音楽をコトリンゴさんが担当していました!
学生時代にとても気になっていたミュージシャンです。
物語性のある歌詞と音楽がとても素敵*
これを機に、彼女の音楽をもっと聴いてみようと思います。