男性は、性欲が足枷となり

本当に大切なものが見えなくなる。


女性は、寂しさが足枷となり

本当に大切なものが見えなくなる


大切なものを見失わないように


あなたを愛してくれる人を

大切にしましょう。


そうしなければ いつか

星を探している間に

月を失っていたことに気づくのです。





 


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(以前 好評だった記事です)

 

心理学を学びはじめると

「インナーチャイルド」

というワードに出会います

 

そんなものが

本当にあるかないかはさて置き

どんなものか説明すると

 

我々の心の中には

元々 2人の子どもが住んでいて

 

となりのトトロでいうと、

慎重で心配性で現実的で

ちゃんと生きようとする

長女のサツキ

アダルトチャイルド:理性/ブレーキ役)と


無邪気で奔放で今を全開で生きる 

妹のメイ

インナーチャイルド:感性/アクセル役

がいます。

 

 

 

 

自由で無垢な 妹メイは

大人には見えない

まっくろくろすけを見ることができます

  

 

 

 

「獲ったー!おねーーーちゃーーーーん!」

 

 

時には 魔訶不思議な生き物

に遭遇してしまうことも・・・・

 

 



おうちに帰り メイは

見てきた不思議なものを

お姉ちゃんに伝えますが

なかなか信じてもらえません

 

不思議 肯定派のメイちゃんと

不思議 懐疑派のサツキちゃんの間で

ケンカしてしまうことだって あります。

(サツキちゃんは 妹を騙そうとしてくる輩から守ろうとしてくれてるだけなのですが)

 

 

一方で 

長女のサツキちゃんは、

小学生なのに

妹の相手をしたり、

お父さんのお弁当を作ったり、
子どもなのに大人の役割もしていて、

 

すごくいい子なんだけど
どこか子どもらしさに欠けています

 

また 両親は とても良い人ですが

転勤続きだったり、母親の病気の影響で

2人の子どもは いつも我慢させられ

 心は傷ついています。

 

 


そして ずっと待ち望んでいた

帰ってくるはずの約束の日に

母親が家に帰ってこないことを知り

メイ(インナーチャイルド)が

 拗ねはじめるのですが

 

ずっと我慢し続けてきた

サツキ(アダルトチャイルド)も

ため込んできた感情を

メイにぶつけてしまいます

 

 

 

 

そして 暴走したインナーチャイルドは

 一人で七国山の病院に向かい 

迷子になってしまいます

 

パニックになった「マインド」は 古い知識(カンタのお婆ちゃん)を総動員して メイを探しますが、なかなか見つかりません。

 

 

 

お婆ちゃん「メイちゃーーーーん」

 

 

「ぇぇい 、これだけは使いたくなかったが・・・仕方ない。」

 

 

「メイちゃーーーーーん。どこだーい」

 

 

「メイちゃぁぁぁぁぁーーーーーーーーん。」

 

 

  


もし このまま 

メイ(インナーチャイルド)が行方不明で


規律意識の強いサツキ達だけになったら

人は生きることに 苦しむことになります


いきすぎた規律意識(すべき)は

自由(メイ)の欠如の補償作用だからです。



そうなると この人は

「自由で楽しそうにふるまう」他人にイライラし

 

「あいつは無責任だ。なんで

私だけが 責任を負わないとけないの?」と

 

自分が抑圧し

否定してきたメイちゃん(自由の象徴)を

他人の中に見出すでしょう。

 


また 具体的に行動するよりも
ものごとの解釈で 問題を解決しようとします

 

「しょーもな」と批判することは
行動の勇気がないことを政当化するためです

 


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メイちゃん(甘えたい願望/自由)を抑圧して 

中年になった人は 

心の奥にまだ メイちゃんを閉じ込めたままなので

 

メイちゃん(幼児性)が抑圧されずに

大人になった成熟した異性よりも

 

メイちゃん(甘え願望)を隠してきた

情緒未成熟な異性に

魅かれてしまう傾向があります。

 

成熟し 自立した前者よりも

未成熟な後者と付き合っているほうが

「自分は求められている」と感じるからです

 

ただ メイちゃんが神隠しになったまま

大人になっているので

その人は 矛盾した感情を抱くようになります

 

別れられないけど 

一緒にいて不快だとか

 

嫌いなのに 好き・・・とか

 

周りに恵まれて 幸せなのに

辛い気分になるとか

 

葛藤に苦しむことになります

 

この人が 親になると 今度は

(自分の心の葛藤を解決するために)

我が子の甘えを激しく非難するようになります

 

 

 


もし 心あたりのある人は

 

「いい子」に思われるために

「義務」を守るために

 

頑張り続けてきたサツキと

監獄に閉じ込められてきたメイは

 

子どもの頃 本当は何を感じていて

 何をしたかったのか

 

「親(大人)に どんな怒りや

 本音をぶつけたかったのか」

 

を思い出してみてください

 

そこを深く見ていくと その根っこには

自分自身への怒り」が隠れています

 

あの頃 

サツキ(いい子)が優勢になり

ちゃんと本心をぶつけられなかった

不甲斐ない自分への怒りであり

自分にウソをついてきた己自身への怒りです



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だから

精神世界でよく言われる

「幼児性の癒し」から入るよりも 

 

一度 徹底的に 

当時の不甲斐ない自分や

これまでの自分に向かって

思いっきり 感情をぶつけてみてください

 

コツは カッコつけない、いい人ぶらないこと

 

数十年 閉じ込められてきた人の場合

「トトロいたもん」の可愛い時代よりも

恨みや捻くれ度合は相当なもんやと思います

 

たとえば

 

「ぶりっ子しくさり やがって!

  この ムッツリスケベが…」


「都合悪くなると すぐダンマリかよ 

  何か言い返せ!」


「ほっ・・・んと情けないわね」


「​働きもせずに スピリチュアルに現実逃避してんの!お前は 」


「変わる変わるって 口先ばっかで

  全然変わんねーじゃん」


「拗ねて 人の気を引いて、特別扱いされた気になってんじゃねーよ 。バーカ」

 


という具合に(カチンときたり グサッときたのは 図星のやつです)

 


思う存分

 

シェキナベイベーしながら

 

世界の中心で愛を叫んでみてください

 

そして

 

そのダイナミックな緊張の後には

 緩み(癒し)がやってきます

 

でも 本当は愛されたかったんだもん。 

   ムスカいるってわかってほしかったんやもん

 


「お姉ちゃんの「メイの馬鹿」 ゴリラみたいで怖かったもん。そら言い返せないよ」

 


「お婆ちゃんの立体起動装置も  

    パンチ効いてたなぁ」

  


「そっかー ただ認めるて

  ほしかったんかなぁ…」

 


「なーんか 悩むのも 疲れてきたなぁ」  

 


もうええわーー

 


「 自分の好きなようにやるわーー」



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いかがでしょうか?

 

中途半端に癒しを求めるより

徹底的に落ちることで

見えてくるものもあります

 

スピ業界によくある

「自分を愛する」とか

「癒し」から入るよりも

 

一度 徹底的に

自分を否定(バルス)し

自分を追いつめた方が

 

雨降って 地が固まり

 

その後 

本当に 見え方が違ってきて

人生が方向転換してくることがあるのです

 



子供『あれ なにしてるの?』

母親『やめなさい!!まだ2分以上もある彼の気まずさを察してあげなさい』

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                 黙秘犬

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