私たちには、五感という
優れた5の感覚機能があります。
視覚・味覚・触覚・嗅覚・聴覚
これらの感覚機能には速度もあるといわれています。
神経科学者であって音響や音のデザインをされる
セス・ホロウィッツ博士によると
● 視覚・・・比較的早く感知
● 嗅覚・・・数秒間かそれ以上かけてゆっくり感知
● 味覚・・・数秒間かそれ以上かけてゆっくり感知
● 触覚・・・素早く感知したり、ゆっくり感知したりもする
● 聴覚・・・ものすごい早さで感知
と述べられています。
【 音は100万分の1の速さで感知 】
実は 音は100万分の1の速さで感知されます。
思考よりも速い速度で感知するからこそ
非言語レベルで 脳・身体・心に響くのです。
エドガーケイシー曰く
白人は視覚優位で、
黒人は触覚優位。
黄色人は 聴覚(耳)がかなり鋭いようです。
日本人は AVを観るとき、視覚よりも
主に耳(音)で感じるようです。
(確かに 音のないAVや映画は 全く面白くない。笑)
【 音は振動 】
音は、波であり、
波は、振動です。
振動は、数値化できます。
人間や動物は、100万分の1よりも短い時間で
音を感知しています。
感知できる振動には
非言語レベルの情報やデータが圧縮されています。
例えば
「Aさんのこと考えてたら Aさんから連絡が来た」とか
経験あるのではないでしょうか。
(イルカやクジラは 超音波で100キロも先の振動をキャッチしてコミュニケーションをはかる図ることができます。)
音の振動(音の波)は、無意識に身体に伝わります。
しかも 水や骨は、空気よりも速い速度で 音波を伝えます。
● 空気 → 秒速340メートル
● 水中 → 秒速1500メートル
● 骨・金属・個体 → 秒速5600メートル
つまり
70%近くが水分でできている私たちは、
耳に音が聴こえるもっと速くに
身体へ音の振動が先に伝わっています。
その振動にメッセージや情報があれば
身体が先に感じるのです。
セックスも 同じような構造をしており、男性はイクとすぐ冷めますが、女性はイったあとも 相手と自分の周波数が混ざり合って 浸透していきます。
むしろ イッた後(会った後)の余韻の方が 相手の周波数や倍音(高次元)と交流していると言えるかもしれません。
【 がん細胞は 音楽が嫌い 】
話を元に戻しましょう。
音楽は脳の自律神経に働き、
その乱れを整える働きがあると言われます。
人間の身体が チャクラという7つの倍音を 奏でる楽器であり、人間の臓器1つ1つが音を鳴らしているリズム隊(心臓はドクン ドクン、肺は ス~ハ~ス~ハ~、腸もグォォ~ングォォ~ン)だとすれば、
「健康の乱れは 体内の音楽(周波数)の乱れ」
と言い換えることもできます。
体内音楽(周波数)の乱れを整える(調律する)ことで 体の症状も整っていきます。
仏の音楽家ファヴィアン・ママンという人は、1981年から1年半にわたり、国立フランス科学研究センターの生物学者エレーヌ・グリマルと共同研究で、『人間の細胞と音のかかわり』についてのデータを発表しています。
顕微鏡で「ガン細胞」を見ると、健康な細胞に比べ、ガン細胞の方は、若干、肥満ぎみだそうです。
そのガン細胞(子宮ガンの細胞を実験に利用)と、健康な細胞の双方に、音を放射していくと、256hzあたりで細胞は伸び、徐々に音を高くしていく(周波数を上げる)と、細胞は丸くなって、色も赤からピンクになるなどの変化が生じ、
音の振動数が『440〜493HZ』付近の間で、ガン細胞はこの音との共鳴効果に耐えきれずに、崩壊し始めたそうです。
実験のがん細胞においては、587.33Hzの時には 14分で破壊したとのこと。
ほかにも音源として、ギター・木琴・銅鑼(どら)など、いろいろなものが使われたそうですが、
一番 効果的だったのは、『人間の声(アカペラ)』だったそうです。
エドガーケイシーも『未来の医療は音楽である』と予言していますが、本来 音楽医療の大元は リラとベガ(琴座)、金星から来ており、体の細胞を共鳴させたら、ガンだけでなく いろいろな病気が治る可能性があります。
このような『人間の声』の不思議な力、そこから生じる音(波動)のエネルギーパターンと万物との関係については、
マントラ、真言(空海)、題目(日蓮)など、古のシャーマンたちが、最も重視したのも【人間の声(音)】でした。
「はじめに言葉ありき」の言葉は
まさに『音』のことなのです。