▼.大嘗祭に祭られる 秘神
大嘗祭とは、より公的な意味をもつ新嘗祭で、収穫祭でもあり、天皇の即位式です。
大嘗・新嘗ともに、祭りの内容はほぼ同じで、祭儀の重要な神事であり、ハイライトは、ユキ殿・スキ殿で行われる、宵・暁の御饌の供進です。
「宵」は、「亥の刻」で
午後10時を中心とする前後2時間。
「暁」は、「寅の刻」で、
午前3時を中心とする前後2時間を指します。
そして ここからが重要なのですが、
大嘗祭に祭られる主神は、宇宙の神である、
北極星の神(太一の神)であり、
そして、究極的には、
北極星の神と、 天照大神、
天皇霊の、三位一体からなる神霊(ヌース)を、
現身(うつしみ)の天皇が祭ります。
北斗七星は、北極星を中心に、1時間に15度ずつ動き、1昼夜でその廻りを1回転します。北斗七星の近くには アルクトゥルスが輝きを放っています。
北天の極にあって、動かない星・北極星に対して、
その周りを動く北斗七星は、 ひしゃくの形から、
北極星(天)の食物(御饌)を司る星として、
伊勢神宮の外宮の神に習合されて祭られました。
古代の人々の宇宙観において、宇宙の中心にあって動じない星・北極星に、至高の神の存在をみたのです。
究極的には、北極星とそのまわりを動く北斗七星やアルクトゥルスに 宇宙の根本原理をみたのです。
日本の大嘗祭において、北極星と北斗七星の神が、
秘神として祭られていることを知ることは、日本人のルーツを知ることにもつながっていくでしょう。
これから私たちは 全く新しい流れへと入って行こうとしていますが、これは 今までの古いやり方や在り方が通用しなくなる事も意味しています。
つまり、今までの常識、観念、概念、法則が通用しなくなります。
たとえば 今までの様に 努力や根性や一生懸命さが 未来を拓く・・・こうした やり方や在り方は、反って結果を小さくし 『誰かに認められない(愛されない)と自分には価値がない』というジレンマを生じさせる事になりかねません。
なぜなら これからの世の中は 「軽やかさ」や「シンプルさ」や「喜び」が主流になるからです。
これまでの地球は オリオンの働きによって男性性思考と文明の進化を促され、重い周波数で存在していた為に、前者の様な生き方もありで それが通用していました。
つまり「重い周波数」なわけですが、だからこそ 重たい地球と同調し ある意味 安定できていたのです。
しかし オリオンのベテルギウスという星が 最後(超新星爆発)を迎えていることの一つの側面は、物質文明から精神文明へのシフトの時期が到来しており、ずっと闇の役割を担ってきたルシファーが 本来の光の天使に帰還することを意味します。
そうすると これまで8のエネルギー(一神教的支配、コントロール)を使ってうまくいっていた人々は 摩擦を起こし、カルマの清算(浄化)をする事になってしまうわけです。
これからの新しい時代の生き方、在り方を顕現してゆくには、古来の日本語の精神に宿っている「9の精神(空け私)」 つまり「主語(I)がないから守護(愛)がある…金の精神(反転した目覚めの世界)」を思い出す必要があります。
なぜ こういう話をしつこくするかと言うと、周波数(あなたのトーン)を 変えるチャンスは、この物質世界に生まれたときだけだからです。
肉体を離れると自由にはなりますが、生きている間に築いてきた波動のまま自由になります。(そこは類は友を呼ぶ世界で 自分と同じ波動の世界へと向かいます。)
また この時代に多くの魂たちが地球上に生を受けたがる理由は、いまが この地球上で肉体を持ちながら目覚める最後の機会であり、長い歴史の間に蓄積してきた多くのカルマを解消できると魂は知っているからです。
これまでは何回も何回も生まれ変わりつつ、少しずつ解消してきましたが、今回はそのような状況ではありません。