独学の限界と教育制度の問題:個別の学びと現実のギャップ | 「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

「京大」を7回受け、英語8割の英検1級講師「京大セブン」が添削したら、10年連続「京大」合格(うち4名は医学部医学科)。

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独学の限界と教育制度の問題:個別の学びと現実のギャップ

 

 高校時代、私は教師の指示に忠実に従い、英語の受験勉強に取り組んだ。名古屋大学への現役合格を果たしたことから、自分の努力が実を結んだと確信していた。しかし、現実には、英語が全く使えない状況に直面した。

 

 大学生になると、大学の語学センターやネイティブの先生から英語を学ぶ努力を重ねたが、自信を持てるまでには至らなかった。民間の英会話教室や各種教材を駆使しても、ネイティブの言葉を理解することは容易ではなかった。

 

 私の結論は、他人が作ったカリキュラムや教材に頼ることではない、というものだった。ただし、この結論が普遍的に通用するかどうかは疑問であり、むしろ私の個人的な才能の不足に起因する可能性もある。それでも私は、四日市高校から名古屋大学までの教育コースを辿ってきた「まともな」生徒だった。

 

 しかし、自身の限界を認識した私は、30歳になっても英検1級に合格するために独学を余儀なくされた。アメリカ留学を経て帰国し、過去問を解き、英語で日記をつけるなどの努力を重ねた。

 

 同様の経験は数学でもあった。文系出身の私にとって、数学Ⅲは未知の領域だった。そのため、様々な教材を試みるも、ある程度の理解に至るまでには至らなかった。それでも、各教材が保証する「これをやれば大丈夫」という主張には疑問を感じ、自己納得までの学習を決意した。

 

 私は、数学や英語の学習に限らず、格闘技の訓練でも同様の認識を得た。型だけを覚えても、実戦での活用には至らない。この認識から、私は自己研鑽の道を選んだ。

 

 しかし、私の経験が他者にも当てはまるかどうかは不透明だ。私の塾生たちは驚くべき才能を持っており、私が10年かけて身につけたことを短期間で達成している。しかし、その一方で、落ちこぼれた生徒たちは、制度やカリキュラムに惑わされ、自己の幻想に追い求めている。

 

 教育制度や指導者が不適切な方針を採用していると感じる私の塾生たちは、そのような状況に適応し、自主的に学び続けている。しかし、日本社会は異質な行動を受け入れず、これらの個別の学びに対して摩擦を生む。

 

 このような状況下で、私は個別の学びと教育制度の間に生じるギャップに注目した。これらの問題が解決されない限り、日本の教育は真の進歩を遂げることはないだろう。

★当塾の医学部合格実績★
京大医学部医学科6名(2024,2022, 2016, 2014, 2013)
阪大医学部医学科4名(2023-3名、2014)
名大医学部医学科2名(2018, 2013)

 

高木繁美。「高木教育センター」塾長。

 名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検1級、通訳ガイドの国家試験、

国連英検A級、ビジネス英検A級などに合格。京大二次試験を7回受けて出題傾向を調査。英語81%、

数学70%の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。

「私の京大合格作戦」(エール出版)2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワー

クを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。

桑名市で指導中。God bless you. 指導を希望される方は、HPをご覧ください。