漢方薬にはジェネリック医薬品(後発医薬品)が存在しない | たんぽぽのブログ

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2021/05/26【尿道憩室】OPしました

先天性股関節症
屋外では車イス
3度の手術で大量輸血(7,000cc)
C型肝炎
1992/2~5 IFN治療 無効
 1b型高ウィルス IL28b:TG NS5A:変異なし
2015/12/23~ ハーボニー服用・著効
2018/12/07 左前頭洞真菌症OP


葛根湯のことを調べていたら

こんな記事を見つけました


漢方薬にはジェネリック医薬品(後発医薬品)が存在しない  


たとえ同じ名前の漢方薬であっても、製造している製薬メーカーが違えば生薬を配合するときの比率や量が異なっています。
中には、メーカーが違うことで、そもそも配合されている生薬がないこともあります。
このように、たとえ同じ名前をしている漢方薬であっても、含まれている有効成分の量や内容などが異なっています。
そのため、漢方薬にはジェネリック医薬品が存在しません。

確かにすべて先発扱いですね。



そして衝撃の内容も


なお、過去C型肝炎治療薬として「強力ネオミノファーゲンシーという先発医薬品」に対するジェネリック医薬品の品質が劣っていたという事実がありました。
現在では主成分を同量にするように改善していますが、強力ネオミノファーゲンシーに対する過去のジェネリック医薬品は含まれる主成分の量が少なく、実際に投与した時に症状の悪化を招いていました。

この強力ネオミノファーゲンシーの有効成分はグリチルリチン製剤と呼ばれています。
このグリチルリチンは生薬の一種である甘草(かんぞう)に多く含まれている成分です。
グリチルリチンは甘草から抽出しますが、この甘草は漢方薬で頻繁に利用される生薬の1つです。
西洋薬として1つの成分の有効性を検討するだけでもかなり難しいです。
現在では改善されているかもしれませんが、過去には品質の劣るグリチルリチン製剤も出回っていました。





臨牀経験 

C型慢性肝炎に対する静注グリチルリチン治療における強力ネオミノファーゲンC(SNMC)とその後発品投与による効果の比較 | CiNii Research  





週3回打っていた
グリチルリチン製剤

強力ネオミノファーゲンC40ml

通称【強ミノ40】


1番長く通っていたのは
小児医院で打ってたんです。

年子の3兄妹
1人が風邪をひくと
時間差で感染
小児医院に通いづめになります。

たんぽぽが内科に行くのが大変だろうと
「お母さんの強ミノ
うちの病院で打とうか?」
院長先生が申し出てくれました。

小児科なのでたんぽぽの他に
20mlアンプル(2筒)の強ミノを
打つ患者さんはいませんでした。


たんぽぽ市は
身障4級から医療費自己負担0円

あえてジェネリックを使う必要もないので
先発品だったと思います。

院長先生が体調を崩し
廃院することになり
現在のかかりつけ医に転院しました。

かかりつけ病院は
先発
強力ネオミノファーゲンシ
ではなく
ジェネリック
グリチルリチン製剤でした。

かかりつけ病院
基本的には先発薬です。
門前薬局も
ジェネリック在庫は一部だけです。


たんぽぽは下肢障害で
障害手帳3級ですが
肝炎だけで障害手帳が交付される方は
少数です。

終わりのない肝庇護療法
医療費の負担は大きく
強力ネオミノファーゲンCは
ジェネリックを採用していたのだと思います。

すべてのジェネリック薬品の
品質が劣っていたわけではないようですが

過去のことだから
どうしようもないけど
気になります。