夢舞台艶が~る初宴 月エンド | チロルのお部屋

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☆祝・3周年☆

夢舞台艶が~る初宴、月エンドと結エンドの両エンドのDVDを購入しまして、さっそく月エンドのほうを視聴しました。

 

定点カメラでの撮影、マイクなどもなく音声も聞き取りにくいところがあるというのは事前に知っていましたが、本当にホームビデオ的な感じで手作りDVDって感じです。

かなり遠目なのとDVD画質で、役者さんたちの表情が全く見えないのが残念。

定点でももうちょっと近づいてほしいなと思ったのと、できれば舞台間近からの撮影バージョンの2点があればなぁと思いながら見ていました。

 

秋斉さん月エンドのシナリオがベースなわけですが、かなり長いシナリオを120分にまとめようとしてか、全員がかなり早口になってしまっていたのが気になりました。

展開も早くて、一応ナレーションなどで今がどういう時代で・・とかの説明はありますが、艶が本編を読んだことある人向けかなぁと思うとこも多々ありました。

1シーン1シーンで、余韻に浸る間もなく次の展開ッ!っていう感じといいますか。

主人公と秋斉さんが惹かれあってる~と感じる間もないままいつの間にそうなったん?となるというか。

 

削られているシーンももちろんありましたよ。

秋斉さんルートで私が好きな、水戸黄門の件がなかったのはちょっと残念だったかな。他にもちょこちょこ削られてるシーンはあったと思うけど、他の人のルートとごっちゃになってるとこあるのでここが!と言えないという^^;

主人公がお座敷で失敗して、そこにちょうど秋斉さんが来てフォローしてくれるのとか、新選組には新撰組にいいように、高杉さんには高杉さんにいいように会話するのとかも秋斉さんルートだったよね?

 

足されてるシーンも多くて、どんどん焼けのシーンではおっきールートのシーンにあったセリフが入ってました。

おっきーが空に着物が舞ってるのを見てあれは(主人公)さんの着物!?となるあたりのとこ。

 

あと、主人公が未来の話を空想話として話すやつとかも。あれは土方さんルートとか慶喜さんルートでしか見れなかったような?

おっきー本編で王様ゲームをやる件がありましたが、そこからヒントを得たのかお座敷遊びで早口言葉ゲームをやるんですが。

ここで土方さんがギャグ要員だったという感想を見たのを思い出しました。

俺はやらんぞ!と席を外れるのですが、みんながワイワイやってるのを見て最終的にしれっと加わり、盛大に噛んで微妙な空気になるというw

艶の副長好きとしてはううううん・・・!となってしまうシーンでしたが、こういう箸休め的展開も必要ですよね。舞台の土方さんはちょっと近藤さんみが入ってるという感じだったなぁ。

池田屋シーンや後半の伏見奉行所に行くまでのとこの殺陣がかっこよかったのでいいですけど^^

そのシーン、もちろん洋装ではなかったけどそこはまぁ・・・ね。

あ、池田屋シーンではモブキャラ扱いでおひげ様も出ていましたw照明暗くしてお顔が見えないようになっていましたがw

オリジナルのシーンとしては花里ちゃんと菖蒲さんと番頭さんのコントですかね。

団子に対してめっちゃテンションあがって周りが見えなくなる花里ちゃんに番頭さんが「お名指しどすえ!」と叫んで正気に戻す、みたいな。

正直お笑い要素としては微妙?な気がしたけど多分定点カメラのせいだと思うことにします。

あ、でも花里ちゃんはとてもかわいらしいし、菖蒲さんはめっちゃ菖蒲さんで満足でしたよ♪

 

 

主人公のさくらちゃん、可愛かったです。

声がかなりキャンキャンしてるのでうるせぇwと思うこともあったのが事実ですがw

 

秋斉さんの方言に違和感を感じなくてよかった。

たぶんネイティブに人からしたらたまらん違和感はあるんだろうけど、龍馬さんの土佐弁にも希望が持ててよかったって思いました。

立ち振る舞いにもうちょっと秋斉さんぽい物腰みたいなのがあれば見た目も声も完璧!

 

おっきー役のそういくん、もうちょっと出番とかセリフ多いのかなぁと思ったんですが、やっぱり本編でそこまで出てないのもあってか控えめでしたね。

後半、伏見奉行所に行く途中での戦闘シーンで、土方さんの回想?的な感じで出てくるとこはかっこ良かった。

 

翔太くんはちょっとコミカル寄りでした。

リアクション大き目というかなんというか。私の中では真面目で落ち着いてる子だと思うので、まぁちょっと違和感はありました。

でも龍馬さんを守れなかった!のとこは良かった。

 

土方さんは上でも書いたようにお座敷シーンなどでギャグ要員ぽくなってたりしまして、副長好きとしてはうぬぬ、となる気持ちもあったりしました。そのせいかキャラも本編のイメージとはちょっと違って見えると言いますか。

役者さんは合ってたと思いますよ、声が良かった。

まぁ秋斉さんルートですのでね。かっこよすぎてもいかんだろうと思うことにします。

舞台2ではクールでかっこよくて優しい艶の土方さんでありますように。

 

そして慶喜さんですよ。

秋斉さん主役ではありますが、慶喜さんが一番安定して良かった。

さすが、役者陣の中で一番の経験者?お客さんいじりをしたりして演技や声にも余裕があって。

秋斉さんとのやり取りや主人公の空想話からテレビを再現しようと木箱の中に入ってみたりなど、可愛らしさがあるかと思えば、秋斉さんを突き放すラストのあそこね!

120分の中で一番ぐっときました。

やんちゃでクレバーというあのワードがしっくりくるいい慶喜さんでした。

 

 

月エンドということで、最後は現代のシーンになるのですが、芸能人にはなっているみたいですが、事務所社長であることは触れてませんでしたね。主人公も芸能人じゃなかったし、撮影シーンでもなかったし

サラッと終わってるという感じでした。

でもその方が良いかもと思ってみたり。

 

観終わって思ったのは、繰り返しみたいになるけど不要と思うシーンはばっさり削ったりまとめたりしても全然良いからもうちょっとゆっくりしゃべったりしたほうがいいのかなぁって。

土方さんルートはさらに長いし、この感じでやるとなるとさらに早口、超展開になってしまうのではないかとちょっと心配です^^;

そういえば夕霧太夫も出るんでしたっけ。

どういう役回りになるのかなぁ。おひげ様LOVE!な人として池田屋後にうらみはらさでおくべきか的な感じで出たりとか、ありそうだなぁ。