今月中に 転院する予定の病院へ下見に行った。
医療ソーシャルワーカーさんが、すべての階を案内してくれた。
リハビリ専門の病院だけあって リハビリの先生の人数が多い。
旦那と同じように若い患者さんもいるようで。
生活復帰 社会復帰 を目標にリハビリしていきたい と言ってくれた。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
今日の昼食は すんなり完食できた。
一口ごとに 口に誘導してあげないと、食べ進めることが出来ないが、吐かなくなっただけ 良かった。
食後、リハビリしてみようと、紙と鉛筆を用意。
いきなり
「彼女の名前を書いてみて」←ドサクサに紛れて書くかも・・・
ペンを動かした
「山△ △△」 ・・・・・・
って、私の旧姓じゃん
しかも、何で 旧姓・・・
「違うしょ。あなたと同じ苗字だよ。結婚してるんだから」
って言うと
「嘘だ」
って 今までに無いくらい 大きな声でハッキリと
そりゃ ないわ・・・!(´Д`;)
「自宅の住所を書いてみて」 というと
結婚する前、同棲していた頃の住所を書く。
他にも色々 質問してみたが
まるで、10年前に戻ってるかのような 内容だった。
言語療法
言葉を発する練習。
「私と同じように 話してください」
「馬 鳥 空は青い 外は雨が降っている」 等
先生の後に 同じセリフを復唱する。
なかなか 促しても話さなかったのに
今日は、先生の言うとおりに、きちんと全部 復唱していた。
こんなに 旦那の声を聞いたことは この入院期間中 初めてだ。
しかし
長い文章の復唱は、文を省略して 短い文章にしてしまうようだ。
絵を見せながら「コレは何ですか?」 と聞いても
簡単なものは答えられるが
「何だったかな~」と 思い出せないことも多々ある。
頭を掻いたり ペンをカチャカチャしたり・・・
思い出せないことに、ちょっとイラついているのか・・・
最初の文字を教えたり ヒントを与えると 思い出せる場合もある。
しかし、声を発する事が出来たので
「非常にいいですね」 と、言われ 終了。
質問したとき、マイクを口元に持っていくような ジェスチャーをすると
話す確率が高いことが判明。
その後 色々質問するが
今いる場所を 自宅だと思い込んでいたり
やはり 私の事を彼女だと思っていたり
結婚はしてないと思い込んでいたり
記憶が曖昧だ。
「頭の手術したんだよ。頭 開いたんだよ」っていうと
「嘘だ」
って、また デカイ声で反論( ̄ー ̄;
う~ん・・・なかなか 難しい。
理解できてること 出来てないこと
その境界線が分からない。
帰り際 「帰るわ淋しい」と 聞くと
「淋しい・・・」
こりゃ驚いた (((゜д゜;)))