フィギュアスケートには直接関係のない記事なんですが、
スポーツを応援することの意味、
スポーツについて、ネット上で話題にすることの影響、
メディアは、そういったことを、どのように扱うべきなのか、
そんなことを考えさせられる記事だったので、ご紹介することにしました。
※発端は・・・
ある議員が、あるサッカーチームに対する暴言をツイッターに投下した。
その結果、炎上し、議員も暴言を繰り返した結果、議員事務所への乱入事件、殺害予告事件まで発展した。
それを、大手メディアが繰り返し報じた。
いわゆる、上西議員の「騒動」、
この騒動に対して、
ある海外メディアが投げかけた言葉を、
ちょっと心に留めてみたいんです。
騒動の内容から海外メディアのコメントまでを
読み易くご紹介下さった記事、どうぞ。
◆「上西議員のツイート、海外メディアの幹部が驚いた2つのこと 」より一部抜粋
事の発端は7月15日。浦和レッズが埼玉スタジアムで行われたドイツ・ブンデスリーガのボルシア・ドルトムントとの親善試合で2ー3と逆転負けを喫した後に「浦和酷い負けかた。親善試合はやはり休みなのかな」と突然ツイート。だがこれが浦和レッズのサポーターを筆頭としたサッカーファンたちの怒りを買い、ネット上で猛烈なバッシングを受けた。
(中略)
ところが上西議員は謝罪するどころか、(中略)殺害予告が届き、19日には上西議員側が警視庁麹町署に被害届を提出する騒ぎにまで発展した。
(中略)自称、浦和ファンの人物が(中略)上西議員の事務所に乱入。その後、上西議員が激怒して「くたばれレッズ」と再びツイートで挑発を重ねて大炎上し、今日に至っている。 (中略)
●海外メディアはどう報じたのか
米スポーツ専門局『ESPN』の幹部(は)、
「この騒動には2つの驚きがある。1つは言うまでもなく、議員という選ばれし立場にある人間が公然とスポーツチームの批判を繰り返していた点だ。一般のファンがファンとして批判的なことをツイートすることは程度にもよるが、別に問題はないだろう。だが、それが議員となれば許されるべきことではない。
米国では国民がスポーツに対してリスペクトする向きが強い。その流れに逆らえば、どういう末路を進むことになるか。米国の上院議員がNFLのスーパーボウルで負けたチームや、MLBのワールドシリーズ制覇を逃した球団に突然暴言を吐いたら大変なことになるのは、まともな思考力の持ち主ならば誰だって想像がつく。
そして、そのチームのファンとバトルを繰り広げれば、有権者への裏切り行為にもつながりかねない。もう議員としてファイヤー(クビ)だろうね」
●もう1つの驚きとは
では「2つの驚き」のうち、もう1つは何だろう。
「日本のメディアの姿勢だ。これだけチープな話題を何度も繰り返すことは報道全体の品位を大きく低下させることにつながる。この議員がサッカーのクラブチームに暴言を浴びせ、ファンの反感を買ったところまでは現象面として報道してもいい。だが、この議員がツイートで注目を集めようとしている疑惑が出た時点で、各メディアは一斉に無視するべきだろう。
この議員を中心にスポットライトを当てて報じ続けていけば彼女にのみ主張の場を与えることになり、反感を覚えるファンの意見はほとんど反映されないので、完全な偏向報道になってしまう。この騒動に関する日本のメディアの報道姿勢は非常に不可解だ」
(中略)
日本の大手メディアも、ただ面白おかしいからと先々を考えずやみくもに何でも話題を取り上げるのではなく、『ESPN』の幹部が指摘したように、有益な結論に結びつくかどうかを常に念頭に置きながら取捨選択することが必要だ(今後、筆者もこの問題については触れない)。そして、立場のある人間は炎上商法にスポーツを利用してはいけない。利用されて傷つくのはファンであり、当事者の選手たちだからだ。
(臼北信行)
全文はこちらで。
スポーツ選手を、商法(たとえば、自分たちの記事の閲覧回数を増やして広告収入を得ることも、ここの含まれることは言うまでもありません!!)に利用してはならない、ということです。
まして、不当な暴言を浴びせかけたり、選手の成績や選手活動についての誤った情報や、ミスリードを促す文言を発表したりして、
スポーツのファンや選手たちの心をかき乱すようなことは、決してしてならないこと。
これから始まる本格的なフィギュアスケートシーズンが、
五輪へと繋がる大切なシーズンが、
一部の心無いメディアによって邪魔されることなく、
関わる全ての人々が、アスリートファーストの精神を具現化して下さることを祈っています。
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