『報知杯フィリーズレビュー』 1 | turferの馬券セオリー

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第51回 (桜花賞トライアル) 『報知杯 フィリーズレビュー』

 

今回登録している25頭を見ていると、
3歳牝馬限定のG3にしろ、オープン戦にしろ
(特指)別定戦で連対してきた馬は1頭も見当たりません。

 

これは、2010年 (国際)仕様としてG2に復活したゾロ目第44回以来のこと。

 

初めての(国際)仕様ということもあり、ゾロ目回としての打ち止め戦でもある
一過性レースを勝ったのは、未勝利戦を勝ち、
その足で 『エルフィンステークス』 を走るも9着に敗れた
9番人気の サウンドバリアーでした。

 

こうした馬が勝つのは、やはりタブー戦ゆえのことだったでしょう。

 

この馬の同枠だった テイラーバートンは、
2歳暮れに500万を勝ち、明けて3歳G3の(特指)別定 『フェアリーステークス』 と
『デイリー杯 クイーンカップ』 で続けて3着になり、3番人気に評価された馬でした。

 

サウンドバリアーが9番人気だったから、
いわゆる(代替え馬)が勝ったといえます。

 

2010年の 『桜花賞』 は、初めての(国際)というタブー戦でした。

 

それを思えば今年の 『桜花賞』 もゾロ目第77回というひとつのタブー戦。

 

だから、今回も3歳(特指)別定戦連対馬を排除したとすれば、
2010年のレースには、何か参考になるものがあるのかも知れません。

 

ただしあのときは、カク地馬 ラブミーチャン(2番人気 12着)がいたことも
忘れてはならならないと思っています。

 

テイラーバートンが、当時の(特指)別定戦最先着馬ということ、
そして2歳(特指)別定戦においても2着していたことは、
たとえタブー戦であっても(指定)の前に(特指)ありは、
求められていたことになります。

 

だから今回の出走馬で、
2歳別定戦を勝っている ジューヌエコールとか、
3歳別定戦3着という最先着馬 ビーカーリーがどのような枠組でレースを迎えるのか、
興味があるとともに、やはり(特指)馬齢という500万条件や、
同仕様のレースを走ってきた馬たちにも注目していかなければならないと考えています。

 

では、また。