東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件の発生から14年余り。殺人罪などで死刑が確定していた加藤智大(ともひろ)死刑囚(39)への刑が26日、執行された。加藤死刑囚が公判で語ったことや自著から浮かんだのは、現実社会の中で自身の居場所を見いだせず、不満を募らせて暴発した孤独な青年の姿だった。事件は社会に何を問いかけたのか――。

 2010年1月、東京地裁で開かれた初公判。法廷で17人の殺傷を認めた加藤死刑囚は「せめてもの償いはどうして今回の事件を起こしてしまったかを明らかにすること」と自戒するように語った。

 青森県で2人兄弟の長男として生まれた。家庭での教育は厳しく、九九が言えないと風呂に沈められ、食事が遅いとチラシにご飯をぶちまけられて床の上で食べたという。高校は地元の進学校に通ったが、成績は低迷。岐阜県内の短大を経てアルバイトや派遣社員の仕事を転々とした。

 そんな中で、のめり込んだのがインターネットの掲示板だった。不安定な生活が続き、自殺という選択が頭をよぎりながらも、「居場所」であるネット上で自らの分身としてのキャラクターを設定し、掲示板に書き込みを続けた。

 地裁公判の被告人質問では、「現実は建前社会で、ネットは本音社会。本音を言える場所はとても重要で、他に代わるものはなかった」と回想した。ネット掲示板で知り合った友人と会う約束を、「生きる希望」と感じることもあった。

 しかし、事件の動機として挙げたのも、同じネット掲示板だった。掲示板に加藤死刑囚をまねる「なりすまし」や、交流を妨害する「荒らし」が現れるようになり、いらだちを募らせたと明かした。

 「嫌がらせをやめてもらうために『事件を起こす』と警告してきたが、なくならず、事件を起こして報道してもらうことによって、本当にやめてほしかったと知ってもらおうと思った」(被告人質問)

 13年に刊行した著書「解+」では「誰かがいれば、その人のために何かしますから、成りすましらのことは後回しにできます。私にはもう、成りすましらとの関係しか残っていませんでした」と振り返った。

 そして、思い通りにならない問題を解決する手段として事件を思い浮かべた場合でも、「事件をやらない理由」が「やる理由」に勝れば、最後の最後で踏みとどまるはずだ、と吐露。そして「やらない理由」となるのは、自分を引き留めてくれる「誰か」の存在だと書き記していた。

 秋葉原事件後も、加害者が自身の中で怒りや偏った思考を増幅させて起こした事件や、その可能性があるとみられる事件は絶えない。16年に相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件▽19年に「京都アニメーション」が放火されて36人が死亡した事件▽21年に大阪市北区の雑居ビルに入るクリニックで26人が犠牲になった放火殺人事件――が発生。今月8日には、安倍晋三元首相(67)が奈良市で街頭演説中に銃撃され、死亡する事件も起きた。【山本将克】

引用:yahooニュース

 

ネット上では

 

・やっとか。

 

・14年も無駄に拘置していたのに驚いた。

 

・確定から執行まで長いな。税金の無駄。

 

・彼は生まれてきた意味があるのだろうか??

 

・彼の母親はどんな心境だろ。次男は社会から非難され自殺。長男死刑執行。 母親は土下座して泣き崩れた姿は今だに忘れなれない

 

・いわゆる「無敵の人」の元祖ともいうべき存在が加藤だと思う。

 

・反省はしたのだろうか、後悔はしたのだろうか。

 

・今回もおそらく安倍元総理銃撃事件の影響で凶悪犯罪の見せしめとしての死刑執行となったのではないか。

 

・家庭環境悪くても頑張ってる方はもちろん居るけど両親がもっと気にかけていてあげれば悲惨な事件は起きなかったかもしれない。

 

・ご遺族にしたら今からが喪失感など恨む相手も居なくなり虚しさだけが残るのかと思えば切ないです。

 

 

などなどのコメントが。

 

 

 

先月ちょうど事件から14年経過したということでネットニュースやら再現ドラマなんかがやっていたので、改めて見ていました。

家庭環境についての報道も多いのですが、いわゆる社会に絶望して、死刑になりたくて無差別殺人を起こしたというわけではないようでした。

 

インターネットの掲示板で自分のなりすましに復讐するといった意味不明な犯行動機でしたゲロー

 

確かプッツンしたキッカケがもう一つあって、事件3日前に職場でツナギがなくなっていて(後に勘違いと判明)ブチ切れてそのまま怒りに任せて無断帰宅しています。

 

概要を見つけたので引用します。

 

加藤被告が「後戻りはできない」と考えたのには二つの理由がある。一つはネット上のトラブルがきっかけとなり、掲示板での交流ができなくなったこと。もう一つが事件3日前、加藤被告は静岡の自動車製造工場を辞め、職場の友人を失ったことだ。手記にはこう書かれている。
 

仕事を失ったのは、「ツナギ事件」が原因でした。一言でいえば、いつものパターンです。5日の朝、工場に出勤すると、ロッカーに私のツナギがありませんでした。共用ロッカーで、20着くらいの同じ色・形のツナギが掛かっていますが、それまで半年以上、普通に毎日見つけていたのですから、この日に限って見落とすことなどあり得ません。

(中略)ツナギを隠されるという嫌がらせが私に入力された時にはもう無断帰宅が頭の中に出力されていて、そのまま怒りにまかせて、すぐに行動になりました。(中略)工場を出て駅に向かって歩いている間、「またやってしまった」と、泣きたい気分でした〉
 
 加藤被告の自己反省はすぐに憤慨へと変わる。職場の友人から「ツナギあったよ」とメールが届いたのだ。
 
〈再びもやもやしたものが出てきました。それはつまり、犯人がこっそりツナギを戻してそしらぬ顔をしているということだからです。(中略)ツナギをこっそり戻してそしらぬ顔をしているという間違った考え方には、無断退職することで対応することが思い浮かび(中略)「もう工場には行かない」と、すっぱりと自分から切り落としてしまいました〉

引用 NEWS ポストセブン

 

 

被害妄想甚だしいですね。

 

そんな加藤死刑囚ですがどんな命式をしていたのでしょうか。

 

 

下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 下矢印 

 

加藤 智大 死刑囚

1982年9月28日 (生時不明)

事件時の大運 壬子(3才立運)

現在の大運 癸丑 39歳没

 

甲己壬

寅酉戌

※通常は四柱推命鑑定をしております。

ご了承くださいませ。

 

身弱の甲日生まれで神経が過敏な命式です。生まれ育った家庭が厳しい傾向があります。
大運天干でも幼少期から庚辛ときているので、木がのびのび成長出来ません。月令に刺さるので結構きつかったと思います。職業が不安定で転職を繰り返す傾向があり、自分から辞めるか、居心地の良い会社であれば倒産します。頑張っても評価されにくい命式です。
季節は秋なので、壬子は多すぎですね。壬子って文字だけだと伝わらないですが、旺水です。金も多いですし命式にも既に壬があるので、そんなに水はいらないです。太陽がどこにも出ていない日陰の木に水をやり過ぎると腐ってきます。根も弱いですし、腐ると悪い方へ考え始めます。
2008年6月ですが、戊子の年でツナギ事件の日が丁度節入り日で戊午に入ります。事件当日は己卯です。火局するとイライラしてきますし、土が来ると冷静さをなくします。行動力だけが出てくるので何をしでかすか分かりません。元々、カッとしやすい性格のようだったので時間が午かもしれません。

 

 

 

執行される前まで本人はどんな心境だったのでしょうね。

 

この人のことを全く擁護する気はありませんが、あのような事件を起こさなければ43歳〜運勢が変わったのですけどね。

 

 

命式からはその人の考え方や運勢の傾向が分かります。

 

だからといって同じ生年月日の人が全員全く同じ運勢になるかと言えばそうではありません。

 

人生は取捨選択によって環境が変わりますから、少しでも運勢を良くするためにどう対処するのかを鑑定ではお伝えしています。