父も癌だって… | valkyria203のブログ

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昨日家に父が来たって……?

以前顔を見たのは何十年前だろう
最後に会った父は……?
チビでぶハゲ の三拍子揃った父

思春期真っ只中の私には
一緒に居るところを誰にも見られたくなかった
その後……5年おき、10年おき
存在を忘れさせない程度に連絡がきてた
誕生日おめでとう でもなく
卒業、入学おめでとう でもなく
父親が居る、自分が父親ということを忘れさせないためだけに
そう 私が社会人になってからは
カネの無心 対象が 毒母から私 に変わった
今の会社にも「valkyriaの父ですが…」と何度か電話があった
いずれも私の不在時だったから良かったが
ボスにも「母の会社の社長にも何度も借金してるので、無視して」と恥ずかしい事情を説明しなければならなかった
幼い頃は借金とりが、何度も家に押し掛けてきた
毒母の会社の社長が肩代わりしてくれなかったら?
いろいろ周囲に助けられなかったら?
この世に居なかったかも知れない
決定的になったのは、祖母(父母)に産まれた長女を見せに彼と祖母宅へ行った時
「抱いてやって」と言った私に「1円もあげる金はない!帰れ!」と言い放った
ココにも借金とりが…と理解はするけど
何より彼の前で……恥ずかしかった
その時、私の中の父親の存在を完全抹消した
 
 
その人が私の留守中に来て
「valkyriaの父です。もう癌で先が短いから…」
と彼に電話番号を渡したらしい
初めてみた義父の姿は
ハンチングを被って、病的ではなくデブでもなかったけど普通お爺さんだったとか…
僕も癌なんです と言ってやれば良かったのに
と言ったら私に苦笑い……ま、そーだよね
その後……電話した非通知で
「valkyriaです」
「……お父さん、癌で、もう先が無いから…
今更図々しいけど……
ほんの少しだけど貯えがあるから○○君(弟)と渡したい……」
「……冷たいかも知れんけど、会って顔見れば要らん情も沸くかも知れんし、ウチの旦那も癌で正直それどころじゃないし、そんなモノも何もかも要らん。とうの昔に全部捨てたから!そのお金で美味しいモノでも食べてください!」
 
 
封印してた感情……なんかモヤモヤする
そう、今更、最後の最後まで自分勝手過ぎやろ
最後に自分が寂しいから?
親が子を捨てるって、そーゆー事も含めてやろ
 
 
 
 
 
長々ゲロって……すみません
いつもの強気なvalkyriaに直ぐ戻ります
しばらくお待ちください