黄金比の考え方 | Noriaki の ヒト・モノ・ココロ

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写真を主体として、日々の徒然な様を書いていければ。

昨日のフィボナッチ数列の続きなのですが、

 

フィボナッチ数列の歪み方。。。螺旋の描き方というのは、どこか剪定にも通用するような気がします。

 

 

プロの剪定というのは、つまりバランスを取りつつも、バランスを崩し、またバランスを取るの繰り返しだったりします。

これは何故かというと、つまり完全にバランスを取ってしまうと、「つまらない剪定」になってしまうんです。

 

バランスを取らないと綺麗に見えないので、バランスは取らないといけないんです。

バランスは取らないといけないんですが、取り過ぎるとつまらないのでどこかで崩すんです。

ですが、崩しつつも取らないといけないんです。

 

これが、私が思うに、フィボナッチ数列のバランスのとり方と崩し方に似ているような気がします。

ひまわりの種が、右螺旋なら13でしたが、左螺旋なら8でしたよね。

これが、右螺旋13で同じく左螺旋が13ならつまらないと思うんですよ。

完璧すぎて。

 

8じゃないといけないんです。

ところが、これが多分7や6だとバランスが崩れすぎてるわけです。

そこで8を選べる庭師程、崩してるようで崩してない剪定というわけ。

 

いや、自然と数学というのは、美しいですよね。

この不完全な数字に見えて、完全というのが美しい。

究極に近いように思います。

 

剪定屋千角HP http://senteiya-senkaku.sakura.ne.jp/