【東方神起】CELEBRITY ② | 東方神起応援団 we are T !! Japan

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http://www.vogue.co.jp/celebrity/conversations/2015-04-08/page/5#moveto

「ユンホをキャスティングして本当に良かった」。いよいよ日本で公開の話題作『国際市場で逢いましょう』のユン・ジェギュン監督がインタビューで語った。

2015.04.08
俳優としても活躍する東方神起のユンホが出演している映画『国際市場で逢いましょう』が、いよいよ5月16日(土) から日本でも公開!先日来日したユン・ジェギュン監督がインタビューに応じてくれた。




「あの時代を生きた人々を“がっかりさせてはいけない” という、強い使命感を感じていました」。

ーー映画『国際市場で逢いましょう』は、しっかりと史実に基づいた描写がされている一方で、エッセンス的に登場する実在の人物…「現代」の創業者の鄭周永、韓 国のファッションデザイナーのアンドレ・キム、ユンホが演じた歌手のナム・ジン、国民的シルム選手イ・マンギの若き日の姿が笑いを誘い、ホッと一息つける シカケになっていますが。

ユン・ジェギュン: 私たちの親世代、そして若い世代の両方に納得してもらえる作品を作らなければならないと思いました。

親世代は、実際に朝鮮戦争を経験した人たちです。廃虚や餓えに直面しながら生きた人たちです。その方たちがこの映画を観た時に、がっかりさせてはいけない という、とても強い使命感を感じていました。

映画の冒頭に、興南からビクトリー号に乗って釜山に逃げるシーンがありますが、昔からの親しい友人のお母さん が実際に経験してらっしゃいます。友人の母親がこの映画を見た時、こんなんじゃなかったな、全然リアルじゃないなと、もし思ってしまったら、そういう方たちに対して、私は罪を犯したことと一緒だと思いました。

ですので、西ドイツの炭坑での労働、離散家族を探すTV番組なども、できるだけリアルに再現しようと努力しました。資料が充分に残っていなかったこともあり、考証を経る作業に大変苦労をしました。

一方で、若い世代にもこの映画を見てもらわなくてはいけないと思いました。若い世代の人にこの映画を見てもらってこそ、今の韓国の反映は、親世代や祖父母 の世代の汗と涙によって築かれたのだということをわかってもらえると思いました。

なので、できるだけ若者にも楽しんでもらえるよう、重くなり過ぎず、できるだけトーンを軽くしようと考えました。ドクスの親友役を演じたオ・ダルスにそういった役割を演じてもらいましたし、現代の創業者や、ユンホさん演じるナム・ジンなど 実際の人物も盛り込んで、楽しんで見てもらえるようにしました。

私たちのインタビューがこの日最後のスケジュールだったこともあり、監督自らPCで、映画のCG加工のメイキング映像を見せてくれました。畏れ多くも監督直々の解説つきで!主役のファン・ジョンミンさんは、20代から70代までの年齢を演じたのですが、顔のデジタルレタッチを手がけたのが日本の会社であるフォートン(foton inc.)。その技術の高さが映画作りに大いに貢献したことを、日本の取材スタッフに伝えようとしてくれたのかもしれません。

ひとつ質問するとその意図を汲んで、質疑応答の必要がないくらい、順序立ててよどみなく答えるジェギュン監督。取材スタッフが満足するよう、笑いやサービ ス精神もたっぷり。

そんな監督が確固たる信念のもとに作り上げた映画『国際市場で逢いましょう』。観る人が子どものように泣けてしまうのは、監督 の大きな懐が感情を受け止めてくれることを、スクリーンから感じられるからかもしれません。

『国際市場で逢いましょう』

朝鮮戦争の混乱の中、父と妹と離れ離れになり、母と残された兄弟と釜山の国際市場で育った主人公ドクス。父が別れ際に言った「おまえが家長だ、家族を守っ てくれ」という約束を守り必死に生きる。西ドイツの炭坑への出稼ぎや、民間人としてベトナム戦争でも働いた。激動の戦後史を史実に忠実に描きながらも、庶 民の暮らしを生き生きと描いた名作。 監督/脚色脚本:ユン・ジェギュン『TSUNAMI-ツナミ-』。出演:ファン・ジョンミン、 キム・ユンジン、オ・ダルス『7番房の奇跡』、 ユンホ(東方神起)。(2014年/韓国/127分)kokusaiichiba.jp

5月16日(土)より、ヒューマントラストシネマ有楽町、シネマート新宿ほか全国順次ロードショー。配給:CJ Entertainment Japan