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こんにちは、夫婦カウンセラーの安東秀海です。
今日もこちらのブログにご訪問ありがとうございます。
結婚、パートナーシップについて書いています。
本日のテーマはこちら↓
夫婦関係の危機は、いつ始まるのか
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昨日の記事では、夫婦の関係がすれ違うきっかけについて考えてみました。
今日はもうひとつ踏み込んで、
夫婦関係の危機は、いつ始まるのか？
というお話です。
夫婦の間で起こるトラブルと言うのは、喩えるなら時限式の爆弾のようなものだと思っています。
突然の離婚宣言や、浮気、隠れた金銭問題等、寝耳に水、青天の霹靂、と思えるような出来事であっても、その問題が顕在化するより以前に、時限タイマーのスイッチはセットされているわけです。
そして、多くの場合そのスイッチは、爆発される側はもちろん、爆発する側ですら、当時は認識もしていないことがほとんどです。
なので、
問題が起こったときにどれだけ対策を打って、解決に奔走しても、実のところ本質的な解決にはならないことが多いのではないかと思います。
もちろん、何もしないより良いのは間違いないのですが。
「問題の本質」つまり時限スイッチを解除しなければ、たとえ一時的に問題を収束させることはできたとしても、いずれまた違った形で夫婦の危機は訪れる、ということになりかねません。
とはいえ、時間を巻き戻すことはできないし、そもそも何がきっかけかもわからないのに、どうやって時限セットを解除をすればいいのか？と思いますよね？
ここではまず、何がスイッチになって、爆弾がセットされたのか？を知る必要があります。
夫婦関係の危機について語る時、「価値観の違い」は頻繁に取り上げられるテーマですが、それ自体が夫婦の関係を危機にさらす本質的な問題ではないと思っています。
夫婦関係を破綻させる原因となるのは、
価値観が違う、ということではなく、
価値観が違う、ということを許せない、
あるいは、
価値観の違いを理解できない。
ことにあるのだと思います。
だとすれば、夫婦関係の危機は、自分とパートナーとの間にある違い、に違和感を感じ始めた時。
そして、その違いや違和感を、解消するではなく、飲み込んだり、見なかったことにしたり、なかったことにしたときから、始まる、とも言えるのかもしれません。
今もし、彼や彼女の言動に違和感や問題意識を感じているとしたら、そのことをなかったことになんて決してしないで、、早いうちに解消のための手立てを考えたいものです。
なかったことにして飲み込んで、見なかったことにして、気づかないふりをしたものは、いずれ大きな爆弾に変わります。
パートナーの生活スタイルや、仕事の仕方、
家族との関わり、あなたへの態度。
将来のことや、子供とのこと。
なんだかなー、とちょっぴり感じる違和感であっても、
飲み込まないで、シェアすることが大事。
それは時に、相手にとっても自分自身にとっても、少し痛みをともなう対話になる場合だってあります。
だからこそ、
ふたりの関係が良い時に、積極的に取り組んでおくこと。
ケンカの最中や、モヤモヤがMAX膨らんだ時にひっぱりだしてくると、それこそ収束不可能な程に、爆発してしまうことだってあるかもしれません。
そしてもうひとつ、
パートナーへの違和感や、小さな不満を飲み込んで、なかったことにする理由のひとつは、無用の衝突を避けてふたりの関係を維持することであることがほとんどです。
あなたはいつ、パートナーとの間に違和感や価値観の違いを感じはじめたのでしょうか？
そしてあなたは、その違いを前に、どんな態度を選択したのでしょう？
自分の考え方や信念をパートナーへ伝える代わりに、諦めたり、取りやめたにしたり、なかったことにしてきた経験は無いでしょうか？
思い当たる節があるとするならそれが、ふたりの関係を破綻に追い込む、時限スイッチなのかもしれません。
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
こちらのブログでは、
豊かで幸せなパートナーシップを育む秘訣と、
心に関わる仕事を通して学んだことを綴っています。
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