この形だけを自分の思考のコンピューターにすること。










   この肝心要のものとは、8の字の形(省略形)のことであり、それがない教えは決して高次元の教えではなく、低次元の教えだということに気づく必要があるのです。



  何故なら、いくら口先で宇宙の原理があるということを捲し立てていても、形に現れている唯一のもの、8の字の形を前面に押し出していない限りは、それは魔物の教えだからです。




   したがって、引き寄せの法則という宇宙の法則について述べているにも関わらず、その基盤になっている唯一のものが無ければ、それは偽物だということです。



   エイブラハムの教えをよくよく考えてみると、ソース(源)と、ソース(源)がその思考の最先端として映し出しているこの幻想世界と、今ここという宇宙の中心とが三位一体の1つの生命体だという事実を明らかに示している8の字の形(省略形)がその背後にあるということが分かるでしょう。




   言い換えれば、ボルテックスと、結果としてのこの幻想世界と、その2つの領域を結び纏めている今ここという宇宙の中心とが三位一体の1つの生命体だという真実を述べていないものは、本物の振りをしている偽物だということを見抜く必要があるということです。



   エイブラハムの言葉を読む時に、常に8の字の形を思いながら読むならば、全てがすっきり、はっきり、しっかりと入って来るのです。



    何故なら、8の字の形は唯一の宇宙原理であると同時に思考のコンピュータだからです。


   たとえ、この幻想世界が消え去り、自分がこの幻想世界を去っても、自分の魂にしっかりと宇宙の原理である8の字の形が刻まれているならば、決して低次元のパラレルリアリティーに墜ちることなく、高次元のパラレルリアリティーに昇ることができるのです。



    今は分からないかも知れませんが、同じように引き寄せの法則を説いていても、本物と偽物があるということを理解することがとてつもなく重要だということが自分の身をもって分かるようになるでしょう。




   イエス・キリストは、狭い門から入れと言われました。



    何故なら、大衆向きの教えには秘密の宇宙原理がないからであり、必然的に低いパラレルリアリティーに墜ちることになるということを理解されていたからです。


    Exotericist(奥義のない大衆向きの教えを信じている人間)になるのではなく、Esotericist(奥義としての秘密の形の教えを信じている人)になることです。






     最後まで読んで頂きまして、まことにありがとうございました。