「凪の島」というステキな映画を観てきました(制作:Kビジョン(下松市))。


「深浦島」を舞台に、美しい瀬戸内海の風景をふんだんに散りばめつつ、過疎の島に生きる現代の人々がそれぞれに抱える悩み。それらに対して主人公である新津ちせさん他 魅力的な俳優陣が向き合っていく様子を描いた温かい作品です。





この「深浦島」ですが、下松市の笠戸島の奥に「深浦」という地域があり、そこを中心に昨年 撮影が行われました。


何で そんなことを知っているのか と言うと、この映画は私が勤務する大学の長澤雅彦教授が監督を務めているからでして、昨夏の撮影の際には私も差し入れを持って現場を訪問したから です。


たった一度の訪問でしたが、訪れた建物や風景が大スクリーンに映し出されたり…


本学の学生達も「地域ゼミ」という科目内の活動の一環で、スタッフとしてこの映画に参加し、最後のクレジットに彼女らの名前も しっかり流れていて、この部分も背景を知っている私からするとちょっとした感動なのでありました…✨


私は素人なので詳しいウンチクは話せませんが、ただ単に自然や人々の様子を撮影するだけでは108分を飽きることなく魅せることは出来ないと思います。


細かい伏線を随所に折り込み、次の展開を想像させつつ、しかし、想像を遥かに上回る俳優陣の演技力が感動を呼ぶ…そんな感じでしょうか。


長澤教授は平素、近くにいる方なのですが、普段は結構クールでして、この映画の温かさには直接的に結び付きません。しかし、強い意思を感じる方で その信念に近い思いがあるからこそ、俳優陣の躍動した演技を引き出せるのかも知れませんね。


まぁ、しかし…

普通の大学には こんな映画館で上映されるような映画を手掛ける監督はいませんし、ゼミ活動の一環で学生が映画に携わることも出来ませんので、これも本学の大きな魅力なのかとも思う訳でして。


山口県(私はムービックス周南で視聴しましたが)の他、東京や大阪などの大都市でも観ることが出来ますので、是非 一度 映画館に足をお運びください。オススメです!!


↓コチラもご覧ください!

「凪の島」