毎年冬になるとインフルエンザが流行りますね。

インフルエンザにかかりにくくする、あるいはかかっても重症化するのを防ぐ有効な手段はワクチンの接種だそうです。

 

ワクチンとは毒性を弱めた病原体(ウイルスや細菌)や毒素を前もって体の中に入れて免疫力を付けておき、その感染症にかかりにくくすることを【予防接種】といいます。

そしてその時に摂取するものを【ワクチン】といいます。

 

ワクチンは作り方によっていくつか種類があるのですが、インフルエンザワクチンは「不活化ワクチン」という種類になるそうです。

「不活化ワクチン」は病原体の感染する力を失わせたものが原料で、十分な免疫力を付けるためには、1~2回の接種が必要との事。

 

ただし。。。

 

インフルエンザのウイルスは変異を起こしやすく、ワクチンの型と実際に流行っているウイルスの型が合わずに、せっかく予防接種を受けても発症してしまうことがあるそうです。

(どーりで予防接種受けてもインフルエンザになることがあるわけですね・・・)

 

毎年WHO(世界保健機関)が次のシーズンに流行しそうなウイルス株の予想をもとに厚生労働省が最終的にワクチン候補株を決定しています。2015年~2016年シーズンからは新しいワクチンに移行して更に効果が期待できるようになったそうです!

 

予防接種は摂取した本人の免疫力を高めてかかりにくくしたり、重症化を防ぐほかに周囲への感染を拡大させないという効果もあります。

インフルエンザワクチンは摂取してから効果が出るまでには2週間ほどかかるため、インフルエンザが流行する少し前から予防接種をはじめましょう♪