こうも暖かくなってくるとアイスが食べたくなる。
思い返せば小学生の頃、アイスが解禁になる4月辺りから9月下旬まで
毎日1個のアイスを食べるのが日課となっていて、それが一日のうちで一番おたのしみの時間だったように思う。
ちょうど家の前は小さなスーパーがあり、玄関を出ればすぐそこにアイスのクールBOXがあった。
喉の乾き具合によってシャーベットかクリームを買うかチョイス。
わたしが好きだったのは桃のシャーベットアイス
パカっと割ると2本になるソーダー味のアイス
クリームならカップバニラ
ちょいと贅沢する時はピンクレディーの宝石箱
ピーナッツチョコでコーティングされてるような棒状のものは邪道だと感じていたのでめったに食べなかった。
シンプルにバニラはバニラ。チョコはチョコで食べたかったのだあ。
チョコミントアイスを食べた時も怒った。スースーするミントをアイスにすんじゃないよと。これは二度と口にすることはなかった。
そしてわたしは驚くことに一人芝居をしながら一人でアイスをたべていた。
もち主人公はあたし。
時には悲劇のヒロイン
時には出待ちのアイドル
時には館で暮す大お嬢様
に扮し誰にも邪魔されない自分だけの甘い時間を過ごしていたのです。あはははうふふふ
恥ずかしながら今わたしカミングアウト致します。