過日の果実 |  ZEPHYR

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ゼファー 
― the field for the study of astrology and original novels ―
 作家として
 占星術研究家として
 家族を持つ一人の男として
 心の泉から溢れ出るものを書き綴っています。

先日の月曜日、ZEPHYRのミーティングを行いました。
そのときのことを簡単にご報告。

薫由記、紫月悠詩、新たに加わった神奈女凛、そして私の4人。
雷雨男の私が呼んだ雨が、晴れ女パワーを駆使する薫とせめぎ合って、ただの曇天になった頃、まず紫月が、薫が、そして最後に神奈女が現れた。
初顔合わせとなる神奈女と、他2人。

簡単な自己紹介とこれまでの経緯の説明があった後、今後の活動方針と具体的な内容についての話し合いが行われた。
ミーティングは終始和やかな雰囲気だった。
私の方からは、ZEPHYRの今後を決定づける2つのシリーズの原案提示があり、紫月の方からは彼が過去に書いた作品の推敲提案が行われた。
紫月のこの作品は、私がだいぶ前に預かっていたものを、つい読めないままに来ていたものだ。ちょうど今、これの読書に手をつけているところなのだが、なかなか面白そうだ。
もしかすると新シリーズの中に組み込むことが可能かも知れない。

2つの原案のうち、1つには神奈女凛の協力が絶対的に欠かせない。
そのために私は、彼女をZEPHYRに呼び込んだようなものだからだ。
彼女の参加で、ZEPHYRの創作はおそらく爆発的に面白みを増すだろう。

薫は私が行う思いつきをフォローして、今後の展開に明確な道筋をつけてくれた。彼女は共作、「リメンバー」の一部執筆を依頼し、さらに新シリーズの名探偵の人物造形に力を発揮してくれている。
文章力はすでに十分なものがあり、おそらく紫月と共に書き手として、今後の成長が期待できる。

ある程度、今後の方針が決まった後は、個人的なことで盛り上がった。
薫と神奈女、誕生日は一日しか違わないのに、恋愛観となるとまったく異なるこの2人のやりとりは、端で見ているだけでも面白かった。
うちの娘と息子も、誕生日は一日しか違わないのだが、性格はまったく異なる。
そういう意味でも、12星座占いなどは、やはり非常におおざっぱなことしか言えず、その人の本質には迫れないことが分かる。

ともあれ、集った仲間を見て、とうとうこの時期が来たなという思いを強くした。
やれる、と。
駒も粒も揃った。
後はやるだけだ。