2月のある日の午後、2回目の離婚調停が行われた。

 

今回は私側から調停がスタート。

13時30分からの開始だった。

私は3月末まで派遣の女性がいてくれたおかげで何の問題もなく調停に出席できた。

 

なぜ、こんな事を強調するのか。

第1回目の調停でカスは言ったのである。

 

カス「たたみの株式会社は休日以外休みたくても休みも取れなかった。引き継ぎもほとんどなく、劣悪な環境で働かされた。」

 

応援を頼めば休むことも出来るし、当時切迫早産で動くのも不安だっったのにカスには引き継ぎも派遣の女性とは比べものにならないくらい時間をかけてした。

それで劣悪な環境って。。。滝汗どれだけ根性ないんだチーン

 

なので、仕事も休めるし、調停にもきちんと出席できることを証明するため欠席、遅刻しないように努めた。

(ただ訳あって第4回目の調停は欠席した。)

 

そして、調停室に呼ばれた。

 

 

調停委員「この前、カスと離婚したくないのであればカスの心を動かす何かを考えてきて下さい。離婚を考えるのであれば離婚条件を考えてきて下さいと申しましたがどうお考えですか?」

 

O弁護士「はい。この条件で了承していただけるのであれば離婚を考えても良いかと思っております。」

 

 ここでO弁護士さんが養育費、婚姻費、慰謝料、アパートの家賃、家具、家電の金額など話し合った離婚条件を紙に書いたものを調停委員さんに提示した。

 

 そして、O弁護士さんはなぜこの金額なのかを1つずつ調停委員さんに説明した。

 

養育費、婚姻費

O弁護士「新基準の算定表を基に算出させていただいております。」

(算定表を調停委員さんに見せて調停委員さんも納得)

 

慰謝料

O弁護士「出産に関する入院費、出産費用から現在の生活費などすべてたたみさんが負担しています。カスからは1円も負担されていません。産後1か月半で仕事復帰した事に対する慰謝料も含みます。」

 

アパートの家賃

O弁護士「カスが仕事を辞めた10月20日以降、たたみさんの会社と残りはたたみさん本人の負担になっています。現在も家具、家電、カスの荷物が置いてあり退去できない状態です。カスはまだ、鍵も持っています。

 

家具、家電

O弁護士「使ったのはカスだけです。たたみさんは入院されていて使っていません。」

 

「まずはアパートをなんとかして欲しいと思います。これが解決され、離婚の条件もこちらが示した条件を呑んでいただけるのであれば離婚に応じます。そうでなければ離婚に応じることは出来ません。」

 

離婚条件を提示し、調停委員さんにその金額について説明し終えたところでカス側と交代する時間となった。

 

だが、その前にO弁護士さんが切り出した。

 

 

O弁護士「2月○日カス弁からたたみさんがカスへ直接連絡をとったと抗議のFAXが届きました。ですが、これはたたみさんがLINEのアルバムを消去したことにより自動的に削除したことがカスへ送信された物です。たたみさんはカスに連絡を取ってはおりません。たたみさんに連絡を取るなとカス弁より連絡が以前より来ておりましたので、それでしたらなぜカスはLINEでたたみさんをブロックするなり非表示にするなりアカウントを消すなりされていなかったのかと思います。」

 

調停委員「ああ、そんなことがあったんですか。」

 

そして、アルバムの写真を消去すると相手に自動的に通知が行くことを説明した。

調停委員さんもLINEのアルバムの写真を消したら自動的に相手に通知が行くことを理解されていた。

 

調停委員「確かにそうですね。」

 

弁護士「それから、そのFAXに子どもの写真を返すと書かれておりましたが1度お渡しした物です。子どもの写真を返すと言いながら親権を争おうとされるのはなぜなんだろうかと思います。

 

私「写真は返されても私はSDカードを持っているので返されなくて結構です。子どもの写真はフォトブックにしているので写真を返されても困ります。」

 

そして、自分の子どもの写真を返すなんて言ってきたカスを困らせよう、不利な状況に追い込もうと私はカス弁からのFAXを読んで考えていたことを調停委員さんに話した。

 

「カスが自分の子どもの写真を返すと言うのは、カスは坊ちゃんの写真があると困るのか、写真を返した、自分は写真を持っていないと言う証拠が欲しいのだと思います。ですので、調停委員の先生方にカスが坊ちゃんの写真を破ってゴミ箱に捨てるのを見届けていただければと思います。」

 

カス側は、たたみが直接連絡を取ってきた。たたみの行動が恐い。だから写真を返すと調停委員さんに張り切って言うだろうと想定していた。それなら、調停委員さんの前で写真を破らせて、カスは自分の子どもの写真を破り捨てるくらい非情な人間なんだとわかってもらいたいそう思った。

 

調停委員「わかりました。写真を返すと言われたのでしたら、カス側から写真の話をされるでしょう。ではこの条件でカス側に話をしてみますのでしばらくお待ちください。」

 

O弁護士さんと私は調停室を出て待合室で待機した。