2ヶ月半ぶりに、主人と近くの床屋さんに行ってきました
4月に初めて行ったときに、とても感じのいい床屋さんだったので、
次も来ようと決めていました
物静かな60才ぐらいのご夫婦でやっている床屋さんなんですが
素通りするような、古くて小さな建物で・・・
入口が段差になっているし狭いので最初はどうかな・・・
と少し心配もあったんですが、とてもさり気ない優しい雰囲気が
漂う空間に惹かれて、又行ってみました
今日は、ご主人だけで、お客さんも誰もいなかったのですぐやってもらえました
入口に入るところから、主人の手を添えて椅子まで丁寧に誘導してくれました
何も言いませんでしたが・・・多分私達の事を憶えているんだな~というのは
何となくわかりました・・・
そのご主人は、本当に、口下手?というか無口な方なんです・・・
でも・・・お顔に優しさが滲み出ていて・・・前にもブログに書きましたが
口数が少なくても居心地がいいんです
普通、なんか気まずいというか嫌な空気になることもあると思うんですが・・・
ほんとに待っている私まで気持ちいいんです
不思議な空間です
その方は、時々、主人に「腰とか痛くないですか」 とか
「今日は、むし暑いですね・・・」 とかボソボソ話しかけていました
そして。。。散髪とひげそりが終わり・・・
料金を払おうとしたら・・・
床屋さん 「今日は1000円でいいです・・・」
私 「え?だってこの間は3000円でしたよ・・・」
床屋さん 「シャンプーもしていないし、いいんですよ^^」
私 「ありがとうございます。シャンプーもしてもいいんですが
トイレが近いので早く済ませようと思ってつい・・・」
床屋さん 「そうでしたか・・・もしシャンプーしても2000円でやらせて
いただきますよ」
と、こんな会話をして1000円を支払って床屋さんを出てきました
帰りの道でも、「いい人だね~ 又来ようね・・・」
と2人で話し・・・前回と同じく心が温かくなりました
そして・・・ゆっくり歩いていると・・・・
「奥さん~~」 と呼ぶ声が・・・
後ろを振り返ると・・・女の方が走ってきます・・・
あっ・・・あの方は、床屋さんの奥様だ すぐわかりました
片手には傘を持っています
あ~そうだ・・・私、雨が降った時のために傘を持ってきて忘れて来ちゃったんだ~
奥様に、すみませんと深くお礼をして別れました
床屋さんの隣がそのご夫婦のお家になっていて、多分ご主人が気付いて
奥様に頼んだのでしょう・・・
奥様も、物腰の柔らかい優しそうな方で・・・傘を忘れたおかげでご夫婦揃って
お会いすることができました
また、床屋に行くのが楽しみになりました