小児科の先生と看護婦さんが、赤ちゃんを連れて、部屋に入って来た。
絶対に大した事ないはず…
でも、内心もしかすると…って思うとめっちゃくちゃ不安だった…
赤ちゃんを私の隣に寝かせてくれた。
すごくかわいい!やっぱり小さいな~って思ってると、小児科の先生が、
『赤ちゃん、すごく元気なんですが、
左足が右足に比べてすごく小さいんです…』
と言われて、赤ちゃんのおくるみを脱がせて、足を見せてくれた。
そこには、今にも壊れてしまいそうな、右足の半分ぐらいしかない左足があった…
足の長さは、一緒だが、足の甲の部分だけが半分より先が欠損した感じで、指は、骨のない小さなお豆が5つついてるだけだった…
ショックだった…
まさか!まさか!まさか!
自分の子が障害を持つなんて…
しんじられなかった…
事実を受け入れる事が出来なかった…
五体満足に産んであげられなくて、ごめんなさい…
この子の将来を考えると、頭の中が真っ暗になった…
横ですやすや眠っている娘を見て、可愛い…
でも、でも、でも…
障害を与えてしまって、申し訳ない…
その事をまだ受け入れられない…
抱きしめてあげたい、触りたい…
手は出るものの…
複雑な気持ちで、触れる事が出来なかった…
なぜ、この時すぐに抱きしめあげなかったんだろう…と次の日から、すごく後悔しました…
多分、この時に抱きしめなかった事を私は、一生後悔すると思います…
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