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相続…一説には争続とも
言われますが
子供さんのいない方や
おられても
一人っ子で
ご両親が
亡くなったあと
手続きで大変な
思いをされる
ことがあります。
これまで葬儀を
施行させていただいた
ご当家から
「相続手続きを手伝って
もらえないか…」と言われ
専門の士業さんとの
話し合いに
何度か立ち会うケースが
ありました。
そこで良く耳にするのが
「遺言はありますか？」
とか
「故人と
繋がりのわかるもの」
というものです。
生きていると
何ら起きない問題が
人が亡くなることにより
大きな問題に
なってくる…
まさにそれが
相続だと思います。
来年の4月から
土地や家屋を
所有する人には
名義変更が
義務付けされます。
（現在は猶予期間）
これも共有名義に
なっている場合
意外や面倒なことが
相続では起こると
知りました。
共有名義の一人が
すでに亡くなっていた場合
そのままにして良かったのが
これまでの法律です。
しかし
来年の4月に
法制化されるますから
名義変更をしなければ
いけません。
そうこうする内に
もう一人の名義人が
亡くなった場合
次の相続人に
変更する場合
その相続人の
兄弟姉妹や
子供さんがいない場合
先に亡くなった方の名義を
変える場合、代襲相続が
発生することがあります。
土地家屋の
名義変更をこれから
検討されている人は
誰が名義人なるのか
ここは慎重を期した方が
良いです。
父が亡くなり
母の名義に変える…
これが良いものか…
数年後に
母にもしものことが
起こった場合
次の名義人で一悶着ある
これも相続では
よくある話です。
子供さんの名義にする場合
兄弟や姉妹が多いと
誰が名義人になるのか
意外や揉めることが
多いようです。
名義変更は法務局で行いますが
住んでいる地域の地価により
登記料金に違いが発生します。
先日
町内会所有の会館を
数年に一度の役員改選で
名義を変えていたようですが
そうなると
思わぬ出費が
かさむことになるため
今後、どうあるべきか
話し合いをされたそうです。
これも言ってみれば
相続なんですね。
また銀行預金の解約も
相続人をハッキリさせないと
遺産分割協議が行えません。
再婚をしている方や
どこかに認知をされている場合
亡くなったあとに
残された家族の方が
大変な思いをされます。
専門家に依頼すると
すんなり相続手続きが
行えるのか…
実は、すんなりと
いかないことが
非常に多いのです。
それは
法定相続人が見つからない…
ケースです。
上記で述べましたように
相続では思わぬ人が
相続人になっている可能性が
あるからです。
母ひとりで育ててくれた。
その母が亡くなった。
しかし、母一人で
子供を産むわけでなく
父の存在があります。
母の遺留分を
相続する場合
相続人は
顔を見たことも無い
父の存在確認を
最初に行います。
そして父が再婚し
子供さんがいた場合
その父の子供さん
（義兄弟）にも
相続権利が発生します。
そんな馬鹿な…
顔も見たことないのに…
しかし
現行の日本の法律では
致し方ないのです。
そこで有効なのが
「遺言書」なんです。
生前に公証人役場で
公正証書として
残しておく。
「私の預金や有価証券ふくめ
土地家屋を長男●●に相続させる」
遺言書があると無いでは
大違いです。
実際に相続手続きの現場で
「遺言書はありますか？」と
よく聞かれます。
私の知人も
両親が生前に
遺言書を作成され
相続分を生前贈与していたため
両親亡きあと
トラブルが起こることなく
平穏に生活をしています。
いま考えると
ご両親が
「自分たち亡きあと
必ず揉める」と
しっかり認識
されていたんでしょう。
「うちには関係ない」
そう多くの方は思われるかも
知れませんが
意外や100万円でも
揉めるのが相続です。
秘かな終活ブームですが
相続が争続に
ならないために
遺言書を真剣に考え
残されることが
良いと思います。
安芸葬祭・エキキタホール
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